保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの保健 問108

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問題

保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの保健 問108 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、食物アレルギーに関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 食物アレルギーとは、特定の食物を摂取した後に免疫学的機序を介して皮膚・呼吸器・消化器あるいは全身性に生じる症状のことをいう。
  • 原因となる食物は多岐にわたるが、保育所で除去されている食物は、鶏卵や乳製品などが多い。
  • 皮膚・粘膜症状が比較的多いが、複数の臓器に症状が出現する状態をアナフィラキシーと呼ぶ。
  • 保育所でアナフィラキシーなどの重篤な反応が起きた場合、適切な処置をするとともに速やかに医療機関に救急搬送することが基本である。

  • 心臓の働きを強めたり、血圧を上げたり、気管・気管支など気道を拡張する作用のある「エピペン」は、保育所では使用してはならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

【8】
正解は5です。

1 ○
皮膚症状にはじんましんやかゆみ、呼吸器症状には咳や呼吸困難、消化器症状にはおう吐や下痢などが見られます。

2 ○
鶏卵、乳製品のほかに、最近では小麦アレルギーも増えています。

3 ○
血圧が低下し、意識障害が起こる状態はアナフィラキーショックと呼び、緊急を要します。

4 ○
適切な記述です。

5 ×
アナフィラキーショックが起こったときは、エピペン(アドレナリン自己注射)を保育所においても投与して、危険な症状に対処すべき場合もあります。

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02

正解は5です。

・アナフィラキシーショックが起こった場合、速やかに対処することが求められますので万が一の場合に備えて、保育所がエピペンを使用することが認められています。

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03

正解…5
エピペンは幼児がアナフィラキシーを起こしたときにその症状を緩和する措置として必要である.

参考になった数13