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保育士の過去問 平成24年(2012年) 精神保健 問52

問題

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次の文は、多動性障害の症状に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 事故を起こしやすい。
B 熟慮の末の反抗というよりは軽率な規則違反をする。
C 初対面の大人に対する警戒心に欠け、なれなれしい。
D IQが低いことにより、活動が過度になる。
E 症状は、成人期までに消失する。
   1 .
A○  B○  C○  D○  E×
   2 .
A○  B○  C○  D×  E×
   3 .
A○  B○  C×  D×  E○
   4 .
A×  B○  C×  D○  E×
   5 .
A×  B×  C○  D×  E×
( 保育士試験 平成24年(2012年) 精神保健 問52 )
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この過去問の解説 (3件)

7
【正解】 2

ABC ○
多動性障害は、多動性、不注意、衝動性などの症状を特徴とする神経発達症の一つで、日常生活や学習に支障をきたします。
考えよりも感情が先行してしまったり、初対面の人に対しても多弁になったりします。

D ×
同じIQの子どもと比べても活動が過度になりがちであり、IQが低いために活動が過度になるわけではありません。

E ×
以前は成人期までに消失するものと考えられていましたが、近年では大人になっても残ると考えられています。
青年期に多動と不注意が目立たなくなるのは全体の30%ほどです。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解…「2」
厚生労働省の『疾病、傷害及び死因の統計分類』の『ICD-10』による診断によると

A,B・「多動児はしばしば向こう見ずで、衝動的で、事故を起こしやすく、熟慮の末の反抗というよりは軽率な規則違反を犯すため、しつけの問題とされることになる。」

C・「社会的規則に対する衝動的な軽視(他人の活動に干渉したり妨げたり、他人が質問を終わらないうちに答えたり、順番を待つのが困難であったりすること)がある。」

D・「同じ年齢とIQの他の小児と比較して活動が過度である。」

E・「症状は学齢期を通じて持続し、時に成人期まで持続するが、しかし多くの例で通常、次第に行動や注意の改善が見られる。」

と記されています。

2
正解は2です。

A 適切です。多動性障害には注意欠陥、衝動性の特性も持ち合わせていることが多いため、怪我や事故を起こしやすい傾向があります。

B 適切です。衝動性を持っているため、軽率な規則違反をするなどの問題行動が見られることがあります。

C 適切です。初対面の大人に対する警戒心に欠け、なれなれしい、順番を待つことが難しい、人の行動を妨げるなどの行動が見られます。

D 同じ年齢の同じIQを持った人と比較しても行動が過度になりがちなのが多動性障害の特性の一つです。

E 大人になっても症状が消失するとは限りません。しかし、療育や投薬などにより、改善することが可能です。

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