保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育実習理論 問144
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 保育実習理論 問144 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「めだかの学校」の作曲者は、團伊玖磨である。
B リトミックは、フレーベル(Frobel,F.W.)が考案した教育法である。
C 唱歌(しょうか)は、音楽教科名であるとともに、そこで用いられる歌曲
をも示していた。
D ハンドベルは、管楽器である。
E 変ホ長調の階名ソの音は、音名変イである。
A 「めだかの学校」の作曲者は、團伊玖磨である。
B リトミックは、フレーベル(Frobel,F.W.)が考案した教育法である。
C 唱歌(しょうか)は、音楽教科名であるとともに、そこで用いられる歌曲
をも示していた。
D ハンドベルは、管楽器である。
E 変ホ長調の階名ソの音は、音名変イである。
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この過去問の解説 (3件)
01
A ×
「めだかの学校」の作曲者は中田喜直です。「ちいさい秋みつけた」「夏の思い出」など、今日も歌い継がれる数々の楽曲を作曲しています。父は「早春賦」を作曲した中田章。
團伊玖磨はクラシック音楽、童謡のほか、映画音楽、放送音楽と幅広いジャンルをてがけました。作品は「ぞうさん」「おつかいありさん」など。
B ×
リトミックを考案したのはエミール・ジャック・ダルクローズ(Ē.J.Dalcroze)です。リズム運動、ソルフェージュ、即興演奏で成り立ち、体の動きと音を結びつけた身体表現を基礎とした音楽教育法です。
フレーベルは、幼稚園の創始者として知られています。遊戯(遊び)を幼児教育の中心に据えた最初の人物でもあります。彼が考案した「恩物」とよばれる遊具は、日本の保育に大きく影響しました。
C ○
唱歌とは、第二次世界大戦前の日本における尋常小学校、高等小学校の教科の一つであり、1941年国民学校令の施行で芸能科「音楽」へと発展的解消されました。
また唱歌とはもともと歌うこと、歌詞のある曲をさし、科目としての唱歌の中で指導するために選ばれた曲のことでもあります。
D ×
ハンドベルは、打楽器です。
E ×
変ホ長調の階名ソの音は鍵盤上シ♭で、音名は変ロになります。
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02
作詞作曲者を問う問題・音楽・楽器の種類などを問う問題・階名→音名の問題が組み合わさって構成されています。
A.誤り。めだかの学校を作曲したのは中田喜直です。まどみちお・団伊玖磨・サトウハチローなど童謡・唱歌の作詞作曲者は整理して覚えておくと良いかも知れません。
B.誤り。リトミックはエミール・ジャック・ダルクローズによって作られた音楽教育方法の手法です。
C.正しい。正しい説明です。
D.誤り。ハンドベルは打楽器です。手に持って演奏しますが色々な大きさがあり交互に操る事により絶妙な音が響きます。
E.誤り。まずは変ホ長調を確認してみましょう。コードネームや移調の問題の所で説明をしましたが、変ホ長調は♭3つです(♭シミラ)ので主音が♭ミになることは分かりますでしょうか?
普通ドレミファソラシドと音は続いて行きますが
今回の場合は主音が♭ミから始まるため、
♭ミファソ♭ラ♭シドレ♭ミとなり
ちょうど5番目のソの音は♭シとなります。
♭=変、シ=ハニホヘトイロハで言うとロとなり変ロとなります。
この問題は今までの総復習と言った感じで♯と♭から主音を導く、主音を始まりとして並べてみる。ドレミファソラシドに置き換えて調べる。なおかつ、ハニホヘトイロハとも比べて確認をするという、やや複雑な構成となっています。導き方はどんな問題が出ても基本が同じですので惑わされず落ち着いて余白に書いて回答を導き出しましょう。
答えがスッキリ出てきた時の気分は何とも言えない気分ですので是非、何回か同じ設問を解いて自分のものにしてください。
よって××○××となり選択肢5が正解となります。
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03
A:×
「めだかの学校」の作曲者は中田喜直です。團伊玖磨は「ぞうさん」「おつかいありさん」「やぎさんゆうびん」を手掛けました。
B:×
リトミックは、スイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック・ダルクローズが開発した音楽教育の手法です。開発者の名から、「ダルクローズ音楽教育法」ともいわれます。
C:〇
唱歌(しょうか)は、第二次世界大戦前の日本における尋常小学校、高等小学校の教科です。 現在の音楽です。教科名であり、楽曲の総称を表します。
D:×
ハンドベルは打楽器です。教育やリハビリ等で用いられることが多い楽器です。
E:×
変ホ長調の主音はミ♭。そこから5音つめの音はシ♭でこれが階名ソになります。
♭は変、シはロなので、変ロが正解です。
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