保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育実習理論 問149

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 保育実習理論 問149 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、造形活動に用いられる紙の特性と用途に関する説明である。紙の種類として最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A ・強度のある板紙で、本来は主に稲わらや麦わら等を原料としている。・絵の具で描画すると画用紙とは異なった風合いが得られ、立体作品の製作や台紙としても使用される。
B ・水分の吸い込みがよく、縦横に破り易い方向がある。・破いたり、丸めたり、敷いたりするなど、気軽に使うことができる。
C ・一般に紙の目が無く、水に濡れても破れにくい。・染め紙や版画などに用いられる。
D ・絵の具の吸い込みがよく、発色がよい。・クレヨン、パス、絵の具などによる描画や工作など造形活動全般に使用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

造形分野も素材や道具など例年1問程度は出題されていますので過去問題を参照に確認しておきましょう。

A黄ボール紙;板紙の一種。稲わらや麦わらを主原料としています。

B新聞紙:上下(タテ)方向に破りやすいです。

C和紙:吸水性が良い。水にぬれても破れにくいです。

D:画用紙:吸水性・発色の良い絵の具が適しています。描画や版画、工作など造形活動全般に利用することが多い素材です。

よって選択肢5が正解となります。

参考になった数15

02

正解は 5 です。

A 黄ボール紙
最近では古紙パルプを原料にしたものもあります。紙箱の素材です。厚みを利用して版画などに使うこともできます。

B 新聞紙
丸めたり、びりびりさいたりと、子どもたちは新聞紙が大好きです。花や野菜を作る(切る・ねじる・丸める)、動物を作る(たてる)、帽子や靴、服を作る(束ねる・つなぐ)など、広い空間で思い切り活動させてあげたい素材です。

C 和紙
原料が限られ、生産性も低いため価格が高いです。くしゃくしゃと丸めたあとをつけたり、手でちぎった時の切り口に独特の風合いが出るので、ぜひ子どもたちに経験させてあげたい素材です。

D 画用紙
もっとも汎用性が高い素材といえます。絵を描くのはもちろん、子どもの手で簡単に折れ線をつけられるので、立体的な造形にも適しています。

参考になった数6

03

正解は5です。

A:黄ボール紙
水にぬらすと柔らかくなって自由に変形することができ、乾燥させるとつくった形がそのまま維持されて固まります。できた形の面白さからイメージを広げていくことができる材料です。

B:新聞紙
手で縦横にちぎったり破ったり丸めたりしやすく、低年齢児の手指操作、表現活動にぴったりです。

C:和紙
薄くても強く、洋紙より長持ちすると言われています。保育現場では、染紙、版画、ランプシェード製作などに用いられます。

D:画用紙
汎用性の高い紙で、あらゆる製作活動に使われます。

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