保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児保健 問65
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問題
保育士試験 平成23年(2011年) 小児保健 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、生後3か月児の健診で頭囲が大きめであることを指摘された時の乳児の頭囲に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
- 他の身体計測値(体重、身長、胸囲)も大きめであれば、身体的にバランスがとれているので心配ないことが多い。
- 頭囲のみ特に大きめであれば、脳腫瘍や水頭症の可能性があり、早期診断・早期治療が大切である。
- 頭囲が大きめであれば、1週間に1回くらい頭囲を測定して急に大きくならないことを確かめたい。
- 必要に応じてCTスキャンなどの検査を行うことがある。
- 新生児仮死の後遺症としての脳性まひでは、頭囲が大きくなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
新生児仮死の後遺症である脳性まひでは、頭囲は小さくなります。よって、「頭囲が大きくなる」としている5は不適切な記述です。
1~4は、すべて適切な記述です。
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02
1 適切です。乳児期は頭部が大きめでも、他の身体計測値(体重、身長、胸囲)も大きめであれば、身体的にバランスがとれているので心配はありません。
2 適切です。頭囲のみ特に大きさが目立ち、他の身体の部位とバランスが極端に悪い場合、脳腫瘍や水頭症の可能性があり、早期診断・早期治療が必要となります。
3 適切です。頭囲が大きめであれば、1週間に1回くらい頭囲を測定して急に大きくならないことを確かめることで、病気の早期発見・早期治療にも繋がります。
4 適切です。極端に頭部が大きいなど、気になることがあった際、必要に応じてCTスキャンなどの検査を行うことがあります。
5 新生児仮死の後遺症としての脳性まひでは、頭囲は小さくなる傾向があります。
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03
5が×…新生児仮死の後遺症である脳性まひでは、頭囲が小さくなります。
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