保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児栄養 問88

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 小児栄養 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に関する記述である。適当な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 離乳の開始前の乳児にとって、最適な栄養源は乳汁(母乳又は育児用ミルク)である。
B 離乳とは、乳汁栄養から一般食に移行する過程をいう。
C 離乳の進行では、「離乳の開始後2か月間は、離乳食は1日1回与える。」と示している。
D 離乳が進むにつれ、卵は卵黄(固ゆで)から全卵へと進めていく。
E 生後7、8か月頃は、1日当たり全卵1/2個が目安である。
※ 「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月29日に改訂されました。
この設問は2011年に出題された設問になります。
参考情報
  • A○  B○  C○  D×  E○
  • A○  B○  C×  D○  E×
  • A○  B×  C×  D○  E×
  • A×  B○  C×  D○  E○
  • A×  B×  C○  D×  E○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解「3」

A.  正しいです。
B.  離乳とは、乳汁栄養から幼児食に移行する過程を言います。
C.  離乳の開始後、順調に進めば1か月程度で2回食に進めます。
D.  正しいです。
E.  生後7、8カ月頃は、1日当たり卵黄1~全卵1/3個を目安にします。

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02

正解…「3」
B・母乳や育児用ミルクの乳汁栄養から“幼児食”に移行する過程をいう。
C・1ヶ月間は1日1回。1ヶ月を過ぎた頃から1日2回。9ヶ月頃から1日3回。
E・7,8か月頃は1日当たり卵黄1個~全卵1/3個が目安。

参考になった数4

03

正解は3です。


A ○

乳汁は、
「未熟な消化や吸収、排泄等の機能に負担をかけずに
栄養素等を摂ること」ができるとされています。
また、乳汁については、「母乳または育児用ミルク」 との説明があります。


B ×

「離乳とは、成長に伴い、
母乳又は育児用ミルク等の乳汁だけでは
不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、
乳汁から幼児食に移行する過程」を指しています。


C ×

離乳初期である生後5〜6ヶ月頃に
1日1回から開始し、
順調に進めば、その1ヶ月ほど後の
生後7〜8ヶ月頃に2回食にします。


D ○

卵は、固ゆでの卵黄から開始し、
全卵へと進めていきます。


E ×

生後7〜8ヶ月頃は、
卵黄1〜全卵1/3が目安となっています。

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