保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児栄養 問89

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 小児栄養 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、乳幼児の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、離乳食の完了の時は、「13~15か月」が最も多く、次いで「12か月」、「16か月~18か月」の順となっている。
B 「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)におけるベビーフードの使用状況は、「よく使用した」と「時々使用した」をあわせると、4人に3人が離乳食にベビーフードを使用していた。
C 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、牛乳を与えることに加えて、離乳食の調理で乳製品を使用することも1歳以降が望ましいとしている。
D 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、離乳食の時期から生活習慣予防のためのバランスのよい食事を食習慣として身につけていく必要があるとして、「~生活習慣病予防のために、野菜・果物、魚をよく食べ、薄味に配慮した食習慣を~」と示されている。
※ 「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月29日に改訂されました。
この設問は平成23年(2011年)に出題された設問になります。
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※「乳幼児栄養調査」は昭和60年から10年ごとに実施されており、最新の調査は平成27年になります。

この設問は平成23年(2011年)に出題された設問となります。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解…「4」
A・12ヶ月が最も多く、次いで13から15か月、16から18か月
B・ベビーフードの使用は年々増加している。
C・牛乳は1歳以降が望ましい。ただし離乳の進行状況によって個別対応

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02

正解は4です。

A ×

「乳幼児栄養調査」は、
平成27年のものが最新です。
離乳食の完了時期は、平成17年の調査では、
12ヶ月が最も多かったのですが、
平成27年では、13〜15ヶ月が最多、
次いで16〜18ヶ月、となっていました。


B ○

平成17年の「乳幼児栄養調査」では、
ベビーフードに関する調査結果が
報告されていましたが、
平成27年の調査では、
ベビーフードに関する調査結果の記載はありません。


C ×

牛乳は、飲用として与える場合は、
1歳を過ぎてからが望ましいとされています。
ヨーグルトやチーズなどの乳製品の使用については、
離乳の進行をみながら
生後7〜8ヶ月頃から使用します。

D ○

平成19年に示された
「授乳・離乳の支援ガイド」には、
「〜生活習慣病予防のために、野菜・果物、
魚をよく食べ、薄味に配慮した食習慣を〜」
と明示されていました。
2019年改訂版には、
「生涯を通じた望ましい生活習慣の形成や
生活習慣病予防の観点も踏まえて
支援することが大切である」 ことが
記載されています。

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03

正解は「4」
A.離乳食の完了の時期は「12カ月」「13~15カ月」「16か月~18カ月」の順になります。
B.正しいです。
C.離乳の進行に併せてヨーグルト、塩味や脂肪の少ないチーズを与えてもよいです。
D.正しいです。

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