保育士の過去問
平成23年(2011年)
保育原理 問100

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 保育原理 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「保育所の役割」の一部として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 保育所は、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第39条の規定に基づき、保育に欠ける子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、(以下略)。
B 保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、養護と教育をそれぞれに行い、教育に関する事項は環境を通して行うことを特性としている。
C 保育所は入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進するために、各年齢ごとに定めた教育の目的を達成することを保育の特性としている。
D 保育所は、入所する子どもの保育を行うとともに、保育所独自で、入所する子どもの保護者や地域の子育て家庭に対する支援等を行う役割を担う。
E 保育所における保育士は、児童福祉法第18条の4の規定を踏まえ、保育所の役割及び機能が適切に発揮されるように、倫理観に裏付けられた専門的知識、技術及び判断をもって、子どもを保育するとともに、子どもの保護者に対する保育に関する指導を行うものである。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成23年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • A○  B×  C○  D○  E○
  • A○  B×  C○  D○  E×
  • A○  B×  C×  D×  E○
  • A×  B○  C○  D×  E○
  • A×  B○  C×  D×  E×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解…「A○  B×  C×  D×  E○

B・“養護と教育をそれぞれに行い~”ではなく“保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている”

C・“積極的に増進するために~”ではなく“積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなけれはならない”

D・“保育所独自”ではなく“家庭や地域の様々な社会資源との連携を図りながら”

参考になった数32

02

正解はA○  B×  C×  D×  E○です。

「保育所保育指針」は

平成30年に改定されています。

A ○

保育所は、

「保育を必要とする子どもの

保育を行う」と書かれています。

B ×

保育所は、

「保育所における環境を通して、

養護および教育を一体的に行う」ことを

特性としている、と書かれています。

C ×

保育所は、

「入所する子どもの最善の利益を考慮し、

その福祉を積極的に増進することにふさわしい

生活の場でなければならない」と

書かれています。

D ×

保育所は、

入所する子どもの保育だけでなく、

「家庭や地域の様々な社会資源との

連携を図りながら」、

入所する子どもの保護者及び

地域の子育て家庭に対する支援を

行う役割を担う、

と書かれています。

E ○

保育士は、

「保育所の役割及び機能が

適切に発揮されるように、

倫理観に裏付けられた専門的知識、

技術及び判断をもって、

子どもを保育するとともに、

子どもの保護者に対する

保育に関する指導を行う」

と書かれています。

参考になった数17

03

正解はA○  B×  C×  D×  E○です。

B,C,Dは正しくは以下の通り記載されています。

B.「保育所は、その目的を達成するために、保育に関する専門性を有する職員が、家庭との緊密な連携の下に、子どもの状況や発達過程を踏まえ、保育所における環境を通して、養護及び教育を一体的に行うことを特性としている。」

CとD「保育所は、入所する子どもを保育するとともに、家庭や地域の様々な社会資源との連携を図りながら、入所する子どもの保護者に対する支援及び地域の子育て家庭に対する支援等を行う役割を担うものである。」

参考になった数9