保育士の過去問
平成23年(2011年)
保育実習理論 問146

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 保育実習理論 問146 (訂正依頼・報告はこちら)

次の語句は、描画表現に関するものである。A~Dの語句を一般的に出現するのが早い順に並べた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A 頭足人
B 基底線
C スクリブル
D 写実的表現

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A 頭足人は3~5歳で多く描かれます。円から線で足を引いて人を表現します。

B 基底線は5~9歳で多く描かれます。天地の区別などに用いられます。

C スクリプルは1~2歳で多く描かれます。いわゆる、なぐり描きのことです。

D 写実的表現は9~11歳で見られるようになります。

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02

正解は4です。
絵画表現は下記のような発達過程をたどります。

スクリブル(なぐりがき) 無目的 (1~2歳)

頭足人 空間の知覚化 上下左右、あるいは垂直水平方向 (4~5歳)

基底線(5~6歳)
基底線を天地の分かれめとし、画用紙の一番上に空の象徴である太陽を図式的に取り入れ、空間を仕上げる。

写実的表現(小学生以上)

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03

正解は【4】です。

描画表現は下記のような発達をたどります。

C:スクリブル(なぐりがき) 1~2歳前後
紙にたたきつけるような点々のなぐり描きが、次第に細かい動きがコントロールできるようになってくると、なぐり描きも、大きな弧から、しだいに小さな弧を描くようになり、ぐるぐると渦巻き状のなぐり描きへと変化してきます。

手のコントロールが進み、閉じた丸が描けるようになります。

A:頭足人(丸から手足が生えた絵)3~5歳

B:基底線 5~9歳
地平線のような地面を表す線を描きます。
基底線とともに太陽を描くことが多いです。

D:写実的描写(小学生以上)


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