保育士の過去問
平成26年(2014年)
社会的養護 問34

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 社会的養護 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)に関する記述である。正しいものを一つ選びなさい。
  • 乳児院の寝室の面積は、乳児1人につき1.65㎡以上、幼児1人につき3.3㎡以上とする。
  • 母子生活支援施設の母子室の面積は10㎡以上とし、児童1人につき3.3㎡が加算される。
  • 児童養護施設の乳幼児のみの居室の1室の定員は6人以下とし、その面積は1人につき3.3㎡以上とする。
  • 情緒障害児短期治療施設の児童の居室の1室の定員は1人とし、その面積は3.3㎡以上とする。
  • 児童自立支援施設の児童の居室の1室の定員は2人以下とし、その面積は1人につき7.43㎡以上とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 乳児院の寝室の面積は、乳幼児1人につき2.47㎡以上です。観察室の面積は、乳児一人につき1.65㎡以上です。
2 母子生活支援施設の母子室の面積は30㎡以上です。児童数による加算はありません。
3 適切です。
4 情緒障害児短期治療施設の児童の居室の1室の定員は4人以下とし、その面積は1人につき4.95㎡以上です。
5 児童自立支援施設については児童養護施設と同じく、児童の居室の一室の定員は、4人以下とし、その面積は1人につき4.95㎡以上です。

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02

1.× 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 乳児院19条~25条参照 19条二 寝室の面積は乳幼児一人につき2.47平方メートル以上であることとなっています。

2.× 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 母子生活支援施設26条~31条参照 26条三 母子室の面積は30平方メートル以上であることとなっています。

3.○ 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 児童養護施設 41条~47条参照 41条二 児童の定員・面積は1室の定員4人以下 一人4.95平方メートル以上。乳幼児の定員・面積は説明通り正しいです。

4.× 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 情緒障害児短期治療施設 72条~78条参照。一室の定員は4人以下。1人につき4.95平方メートル以上とすることとなっています。

5.× 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 児童自立支援施設 79条~88条。児童自立支援施設に関しては児童養護施設(41条)の規定を準用する。1室の定員は4人以下とし一人に付き4.95平方メートル以上とする。男子と女子の居室は別にすることとなっています。

よって「3」が正しい答えになります。

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03

正解は3です。

1 不適切です。
乳児院(10人未満を入所させる乳児院を除く。)の寝室の面積は、乳幼児一人につき2,47㎡以上であることとなっています。
また、観察室の面積は、乳児一人につき1,65㎡以上であることとなっています。

2 不適切です。
母子生活支援施設の母子室の面積は30㎡以上となっており、これに調理設備、浴室及び便所を設けるものとし、一世帯につき一室以上とすることと基準があります。

3 適切です。
児童養護施設の児童の居室の1室の定員は、これを4人以下とし、その面積は、1人につき4.95㎡以上とすることとなっています。ただし、乳幼児のみの居室の1室の定員は6人以下とし、その面積は1人につき3.3㎡以上とすることになっています。

4 不適切です。
情緒障害児短期治療施設の児童の居室の1室の定員は、これを4人以下とし、その面積は、1人につき4.95㎡以上とすることとなっています。
情緒障害児短期治療施設は、平成29年4月1日から児童心理治療施設に名称を変更することとなっています。

5 不適切です。
児童自立支援施設の児童の居室の1室の定員は、これを4人以下とし、その面積は、1人につき4.95㎡以上とすることとなっています。

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