保育士の過去問
平成26年(2014年)
児童家庭福祉 問57
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問題
保育士試験 平成26年(2014年) 児童家庭福祉 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、わが国の保育に関する法制度についての記述である。適切な記述を選びなさい。
- 「保育所保育指針」において、「保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために(中略)行わなければならない」とされている。
- 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、児童厚生施設には保育士を置かなければならないとされ、保育士の役割として、児童の自主性、社会性及び創造性を高め、もって地域における健全育成活動の助長を図ることが定められている。
- 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)では、「乳児院における養育は、乳幼児の心身及び社会性の健全な発達を促進し、その人格の形成に資することとなるものでなければならない」とされている。
- 「学校教育法」第22条において規定されている幼稚園の目的には、保育という用語は使用されていない。
- 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、「保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性」とするとされている。
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この過去問の解説 (3件)
01
2 不適切
×保育士 → ○児童の遊びを指導する者
第三十八条に、定められており、第二項に社会福祉司、教諭の有資格者等、資格要件が列挙されている中に保育士も含まれています。
3 適切
4 不適切
学校教育法第二十二条は幼稚園の目的を「幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。」としています。
5 適切
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02
2が×…「保育士」ではなく、「児童の遊びを指導する者」を置かなければならないとされています。
4が×…「学校教育法」第22条には「幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。」と規定されており、保育という用語が使用されています。
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03
1、3、5 適切です。
2 不適切です。
児童厚生施設には「児童の遊びを指導する者を置かなければならない」とされていて、それに該当するのは保育士だけでなく、「都道府県知事の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校その他の養成施設を卒業した者」、「社会福祉士の資格を有する者」等、いくつかの規定があります。
4 不適切です。
学校教育法第22条に規定する幼稚園の目的には「保育」の用語が使われています。
学校教育法第22条より
「幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。」とあります。
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