保育士の過去問
平成26年(2014年)
社会福祉 問70

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 社会福祉 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「生活保護法」に関する記述である。適切な記述を選びなさい。
  • 幼稚園の教育費は教育扶助の対象になる。
  • 技能習得費は生業扶助の対象になる。
  • 医療扶助は原則として現金給付で行われる。
  • 住宅の補修などは住宅扶助の対象とはならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 不適切

 教育扶助の範囲について、第13条で、学用品、通学用品、学校給食等、義務教育に伴って必要なものと定められています。幼稚園は義務教育ではないため、対象にはなりません。

2 適切

3 不適切

医療扶助は原則として現物給付で行われます。(第34条)

4 不適切

住宅扶助の範囲について、第14条で
 1.住居
 2.補修その他住宅の維持のために必要なもの(
と定められています。

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02

生活保護に関する設問も近年では出題傾向にあります。
保護の種類・原理・原則・保護費についても確認しておくことが必要です。
設問の『保護の種類』は8種類あります。
1生活扶助2教育扶助3住宅扶助4医療扶助5介護扶助6出産扶助7生業扶助8葬祭扶助
医療・介護扶助は現物給付・他の物は金銭給付となっています。

1.誤り。幼稚園は対象になりません。義務教育就学中が対象です。

2.正しい。技能習得・就職支度金・高等学校の授業料も含まれています。

3.誤り。医療扶助は現物給付です。

4.誤り。住宅扶助は住宅の補修・住宅の維持の為に必要な費用となっています。

よって選択肢2が正解です。

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03

保護の種類には生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助があります。医療と介護は現物扶助、その他は金銭扶助と規定されています。

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