保育士の過去問
平成26年(2014年)
保育の心理学 問91

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問91 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人名を結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
( A )  無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開し、エリクソン(Erikson,E.H.)に大きな影響を及ぼした。
( B )  環境の価値や意味は、人の心の働きによって生まれるのではなく、環境自体がさまざまな意味を提供しているという考えを提唱した。
( C )  生得的に内在する能力が時期に応じて自然に展開し、発達するという考えを提唱した。

【Ⅱ群】
ア  ガードナー(Gardner, H.)
イ  フロイト(Freud, S.)
ウ  ゲゼル(Gesell, A.L.)
エ  ギブソン(Gibson, J.J.)
オ  バルテス(Baltes, P.B.)

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この過去問の解説 (3件)

01

 ガードナー(1943~)は、知能は一つの指標で測れるものではなく、少なくとも8つの知能が影響しあっているとする多重知能理論を提唱しています。

 バルテス(1939~2006)は、知恵とは「複雑で不確実な事態についての優れた洞察や判断力、および人生における基本的で実践的な熟達した知識」と定義し、生涯発達心理学を提唱しました。

( フロイト(Freud, S.) ) 無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開し、エリクソン(Erikson,E.H.)に大きな影響を及ぼした。
( ギブソン(Gibson, J.J.) ) 環境の価値や意味は、人の心の働きによって生まれるのではなく、環境自体がさまざまな意味を提供しているという考えを提唱した。
( ゲゼル(Gesell, A.L.) ) 生得的に内在する能力が時期に応じて自然に展開し、発達するという考えを提唱した。

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02

人名と、考えた理論は試験にも頻出です。
しっかりとセットで暗記してしまいましょう。

フロイトー性発達理論
ギブソンー環境
ゲゼルー成熟優位の考え方

など、短くしても試験には対応できます。

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03

正解は4です。

A イ フロイト(Freud, S.)
精神分析学の創始者で、無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開し、エリクソン(Erikson,E.H.)に大きな影響を及ぼしました。

B エ ギブソン(Gibson, J.J.)
環境の価値や意味は、人の心の働きによって生まれるのではなく、環境自体がさまざまな意味を提供しているという考えを提唱しました。

C ウ ゲゼル(Gesell, A.L.)
遺伝論の立場の研究者で、生得的に内在する能力が時期に応じて自然に展開し、発達するという考えを提唱しました。

ア ガードナー(Gardner, H.)は、アメリカの心理学者で「多重知性理論」を提唱しました。

オ バルテス(Baltes, P.B.)は、ドイツ出身の心理学者で、「生涯発達心理学」を提唱しました。

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