保育士の過去問
平成26年(2014年)
保育の心理学 問92

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 保育の心理学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、 保育所における保育士の日常的な保育姿勢に関する記述である。
( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

・ 保育士は、日誌やビデオ等の記録をもとに、日々の保育を振り返り自己評価とともに同僚同士での( A )を行うことが大切である。
・ 保育士は、保育経験を通して子どもの発達と( B )、そして保育内容についての複合的な知識を、習得し蓄積していく。
・ ショーン(Schön, D.A.)によると、保育者は一定の技能を身につけている必要があることから技術的熟達者であると同時に、複雑な状況を判断しながら保育を行うことから( C )でもある。
・ 保育士の視点として、一人のなかでの変化を( D )にみることも大切である。

【語群】
ア  第三者評価
イ  生育歴
ウ  相互評価
エ  保育方法
オ  形成的
カ  専門的実践家
キ  絶対的
ク  反省的実践家
  • ( A )ア  ( B )イ  ( C )ク  ( D )キ
  • ( A )ア  ( B )エ  ( C )カ  ( D )オ
  • ( A )ウ  ( B )イ  ( C )カ  ( D )キ
  • ( A )ウ  ( B )エ  ( C )カ  ( D )キ
  • ( A )ウ  ( B )エ  ( C )ク  ( D )オ

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この過去問の解説 (3件)

01

 現場では、保育士の働きかけと子どもの変化が相互に影響を及ぼしあいながら日々の保育が積み重ねられます。保育士は、その双方を客観的に認識し、対応していくことが必要とされています。

・ 保育士は、日誌やビデオ等の記録をもとに、日々の保育を振り返り自己評価とともに同僚同士での( 相互評価 )を行うことが大切である。
・ 保育士は、保育経験を通して子どもの発達と( 保育方法 )、そして保育内容についての複合的な知識を、習得し蓄積していく。
・ ショーン(Schon, D.A.)によると、保育者は一定の技能を身につけている必要があることから技術的熟達者であると同時に、複雑な状況を判断しながら保育を行うことから( 反省的実践家 )でもある。
・ 保育士の視点として、一人のなかでの変化を( 形成的 )にみることも大切である。

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02

正解は5です。

・ 保育士は、日誌やビデオ等の記録をもとに、日々の保育を振り返り自己評価とともに同僚同士での( A 相互評価 )を行うことが大切です。

自己評価だけでなく、職場の同僚同士の相互評価も必要です。

・ 保育士は、保育経験を通して子どもの発達と( B 保育方法 )、そして保育内容についての複合的な知識を、習得し蓄積していきます。

生育歴は生まれてからどのような生活をしてきたのかということです。この文脈では、生育歴よりも保育方法が適切です。

・ ショーン(Schön, D.A.)によると、保育者は一定の技能を身につけている必要があることから技術的熟達者であると同時に、複雑な状況を判断しながら保育を行うことから( C  反省的実践家 )ともいわれます。

ショーンは、専門家には「技術的熟達者」と「反省的実践家」の2つのタイプがあるといっています。

「専門的実践家」は一般的に言われていません。

・ 保育士の視点として、一人のなかでの変化を( D 形成的 )にみることも大切です。

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03

こどもと共に保育士も毎日成長していくものです。

こどもの発達は、他のこどもと比べることよりも、ひとりひとりが少しずつ成長していることを理解し見守ることが大切です。

一人一人に合った保育の方法を保育士同士で確認して行くことが必要です。

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