保育士の過去問
平成27年(2015年)
保育原理 問12

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 保育原理 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の一部である。【Ⅰ群】の「ねらい」と【Ⅱ群】の「内容」を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
B  一人一人の子どもが、安定感を持って過ごせるようにする。

【Ⅱ群】
ア  家庭との連絡を密にし、嘱託医等との連携を図りながら、子どもの疾病や事故防止に関する認識を深め、保健的で安全な保育環境の維持及び向上に努める。
イ  身の回りを清潔にし、衣類の着脱、食事、排泄など生活に必要な活動を自分でする。
ウ  一人一人の子どもの置かれている状態や発達過程などを的確に把握し、子どもの欲求を適切に満たしながら、応答的な触れ合いや言葉がけを行う。
エ  保育士等や友達との安定した関係の中で、共に過ごすことの喜びを味わう。
オ  健康な生活のリズムを身に付け、楽しんで食事をする。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成27年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • (A)ア  (B)イ
  • (A)ア  (B)ウ
  • (A)ア  (B)エ
  • (A)イ  (B)ア
  • (A)イ  (B)オ

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この過去問の解説 (3件)

01

子どもが、快適に生活することは、まず安全な環境を提供しなければならない。安全なしに快適はありえない。そのことから、Aはアとなります。

保育所保育指針解説書では、「子どもは、自分がして欲しいことを心地よくかなえられると安心し、自分の欲求をかなえてくれた人に対し、親しみと信頼感を抱くようになります。また、日ごろより、自分に向けられる優しいまなざしや態度から、 自分が認められ愛されていることを感じ、自分からもそうしたまなざしや態度を示していきます。保育士等とのこうした温かなやり取りやスキンシップが積み重ねられることにより、子どもは安定感を持って過ごすことができるようになります。」とあります。 このことから、Bはウとなります。よって正解は2です。

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02

指針の改定(平成30年4月1日施行)により、第一章「総則」の2「養護に関する基本的事項」の(2)「養護に関わるねらい及び内容」に記載されています。

A→生命の保持に関するねらいと内容です。

B→情緒の安定に関するねらいと内容です。

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03

子どもたちの安定感の背景には、家庭や育ってきた環境などにより変わってきます。配慮もそれぞれです。快適に過ごす為には保健の要素が必要です。

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