保育士の過去問
平成27年(2015年)
社会福祉 問75
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 社会福祉 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、福祉サービス利用者支援制度に関する記述である。(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
福祉サービス利用者とサービス提供者が(A)な立場に立ち、利用者自らの意思と判断によって、サービスを利用する仕組みが必要であり、今日、(B)福祉サービスでは、従来からの(C)を改め、(D)を採用している。
福祉サービス利用者とサービス提供者が(A)な立場に立ち、利用者自らの意思と判断によって、サービスを利用する仕組みが必要であり、今日、(B)福祉サービスでは、従来からの(C)を改め、(D)を採用している。
- (A)友好的 (B)全ての (C)契約制度 (D)随意制度
- (A)中立的 (B)ごく一部の (C)推薦制度 (D)行政制度
- (A)公平 (B)少数の (C)申請制度 (D)保護制度
- (A)対等 (B)多数の (C)措置制度 (D)契約制度
- (A)平等 (B)半数の (C)利用制度 (D)委託制度
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この過去問の解説 (3件)
01
それに加えて、上記のように障害者自立支援法には、「地域社会における共生社会の実現に向けて障害福祉サービスの充実等障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援する」という文言があり、サービス利用者と提供者が「対等」な立場の大切さが明記されています。
これにより、4の組み合わせが正解と言えます。
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02
穴埋めをすると以下のようになります。
福祉サービス利用者とサービス提供者が(A、対等)な立場に立ち、利用者自らの意思と判断によって、サービスを利用する仕組みが必要であり、今日、(B、多数の)福祉サービスでは、従来からの(C、措置制度)を改め、(D、契約制度)を採用している。
福祉サービスを利用する側と提供する側はあくまでも対等な立場であり、利用者には選択や決定の権利があります。
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03
A=対等
障害者支援の基本的な考え方です。
利用者と提供者は対等な立場に立ち、利用者主体の福祉サービスを行えるように支援をしていきます。
B=多数の C=措置制度 D=契約制度
生活保護法や、老人福祉法、児童福祉法等の一部は措置制度の実施を行っています。それ以外の福祉サービスの多くは、契約制度を利用しています。
措置とは、行政上の処分の事です。利用者の希望を受け付け、利用決定は行政の判断で変わります。 福祉サービスのニーズに合わせて、2000(平成12)年の法改正により、措置制度を改め、利用者主体の契約制度となりました。
よって、正解は4です。
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