保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの保健 問118
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問118 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、乳幼児の発達に関して異常の疑いがあり、早めに小児科の専門医を受診する方がよいものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 生後3か月児で、首が完全にはすわっていない。
B 生後6か月児で、支えなしにはおすわりできない。
C 生後12 か月児で、何かにつかまって立っていられない。
D 2歳児で、意味のある単語を言えない。
E 5歳児で、名前を呼ばれても返事をしない。
A 生後3か月児で、首が完全にはすわっていない。
B 生後6か月児で、支えなしにはおすわりできない。
C 生後12 か月児で、何かにつかまって立っていられない。
D 2歳児で、意味のある単語を言えない。
E 5歳児で、名前を呼ばれても返事をしない。
- A B D
- A B E
- A C D
- B C E
- C D E
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この過去問の解説 (4件)
01
正解 5
A 乳児の首すわりは生後3~4ヶ月頃とされているので、生後3か月で完全に首がすわっていなくても異常とは言えません。
B 乳児のおすわりの時期は生後6~8ヶ月頃とされているので、生後6か月でおすわりが一人で出来なくても異常とは言えません。
C 乳児のつかまり立ちは生後8~10ヶ月頃とされているので、生後12 か月でつかまり立ちができない場合は、小児科の専門医に相談をする方が良いです。
D 2歳は言葉の発達も進み、二語文や多語文も出てくる時期なので、2歳になって意味のある単語を1つも言えない場合は、小児科の専門医に相談をする方が良いです。
E 名前を呼んでも返事をしない等、反応が無い場合は、自閉症などの可能性があるので小児科の専門医に相談をする方が良いです。
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02
A ×
首のすわりは、上半身の筋肉の発達により生後3~4ヶ月頃から可能になるので正常です。
B ×
おすわりは、生後7~9ヶ月頃には可能になり、離乳食も始められやすくなります。
C ○
つかまり立ちは、8~11ヶ月頃に可能となります。設問の状態は、専門医に相談する選択で○です。
D ○
1歳頃から徐々に言葉を発する様になり、2歳になる頃には2語文を話せる様になります。発達に個人差はありますけれども、専門医に相談する選択で○です。
E ○
5歳頃になると、友達と協力して役割分担なども出来、言葉の発達やコミュニケーション能力も高くなります。名前を呼ばれても返事をしない場合、何らかの発達障害や聴覚障害を疑われるので、専門医に相談する選択で○です。
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03
A × 生後3か月児で、首が完全にはすわっていなくても問題ありません。
B × 生後6か月児で、支えなしにはおすわりできなくても問題ありません。
C 〇つかまり立ちができるのは平均的に8~10カ月頃です。生後12ヶ月できない場合は、受診した方が安心です。
D 〇 2歳児は言葉が盛んに出てくる時期です。言葉が出ない場合は受診した方が安心です。
E 〇 5歳児で、名前を呼ばれても返事をしないのは、自閉症の症状または、聴覚に疑いがあると考えられるため、受診をした方が良いです。
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04
A 首がすわり始めるのは生後3ヶ月~4ヶ月頃と言われています。発達には個人差があるので生後3ヶ月で首がすわっていなくても発達に異常があるとは言えません。
B 乳児のおすわりの時期は生後6ヶ月~8ヶ月頃と言われているので心配する必要はありません。
C 乳児のつかまり立ちは生後8~10ヶ月頃と言われています。発達には個人差がありますが、生後12 か月でつかまり立ちができない場合は、かかりつけ医等専門家に相談するのが良いでしょう。
D 2歳児は言葉の発達が進み、二語文など意味のある言葉が盛んに出てくるようになります。この時期に一語分や意味のある単語が出てこない場合、発達について専門家に相談する方が良いでしょう。
E 名前を呼ばれても返事をしないなど子どもに反応が見られない場合、自閉症や聴覚障害が疑われます。専門家に相談するのが良いでしょう。
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