保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの保健 問117

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの保健 問117 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、わが国で実施されている予防接種に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  ポリオワクチンは、不活化ワクチンで皮下注射によって接種する。
B  ロタウイルスワクチンは、生ワクチンで経口接種する。
C  4種混合ワクチンとは、破傷風、百日咳、ポリオ、B型肝炎である。
D  MRワクチンは、満1歳までに接種する。
E  ワクチンの同時接種とは、複数のワクチンを混合して接種することである。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解 1

A ◯ ポリオワクチンの予防接種は、平成24年より生ワクチンから不活化ワクチンに変更になりました。

B ◯ ロタウイルスワクチンは、生後6週間から受けることができる予防接種で、生ワクチンで経口接種します。

C × 四種混合の予防接種は、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオです。

D × MRワクチンは1歳未満で受ける予防接種ではなく、1歳を過ぎてから受ける予防接種です。


E × ワクチンの同時接種とは、ワクチンを混合して接種するのではなく、同時に接種します。
混合の場合は、四種混合、二種混合といった呼び方をします。

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02

正解は1です。

A 適切です。平成24年より生ワクチンから不活化ワクチンに変更になりました。

B 適切です。ロタウイルスのワクチンは経口するタイプの生ワクチンで生後6週間から接種することができます。

C 4種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオです。

D MRワクチンは1歳未満ではなく、1歳を過ぎてから接種できます。

E ワクチンの同時接種とは、ワクチンを混合して接種するのではなく、何種類かのワクチンを同時に接種することを言います。

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03

正解は、1です。

A ○
 不活化ワクチンは、病原体から免疫の成分を取りだし、毒性を限りなく無くしてから、数回に分けて摂取するワクチンです。ポリオもその一種です。定期接種となっています。

B ○
 生ワクチンは、病原体そのものの病原性を弱くして体の中で増やし、免疫を作るワクチンです。ロタもその一種です。任意接種でしたが、2020年10月から定期接種となりました。WHOでは定期接種を勧奨しています。

C ×
 破傷風・百日咳・ポリオ・ジフテリアの4種です。B型肝炎は単独で任意接種となっています。

D ×
MRワクチン(麻しん・風しんワクチン)は、生後12ヶ月以上を対象としている定期接種です。

E ×
 混合では無く、同時に摂取する事を指します。

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04

正解は、「1 .A B」です。

A 〇 ポリオワクチンは、不活化ワクチンで皮下注射によって接種します。
B 〇 ロタウイルスワクチンは、生ワクチンで経口接種します。
C ×4種混合ワクチンとは、破傷風、百日咳、ポリオ、ジフテリアです。
D × MRワクチンは、満1歳までに接種ではなく、満1歳から接種出来ます。
E ×ワクチンの同時接種とは、複数のワクチンを混合して接種するのではなく、ワクチンを同時に接種することをいいます。

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