保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの食と栄養 問129

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問129 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」における学童期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  学童期の年齢区分は6~7(歳)、8~9(歳)、10 ~ 11(歳)の3区分である。
B  学童期の脂質の食事摂取基準(脂質の総エネルギー量に占める割合(脂肪エネルギー比率):%エネルギー)は、男性女性とも目標量として20 ~ 30 とされている。
C  学童期においては、男性女性とも食物繊維の食事摂取基準は設定されていない。
D  学童期のナトリウム(食塩相当量)の目標量は、男性女性とも成人(18 歳以上)と同じである。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2015年に出題された設問になります。
参考情報
  • (A)○   (B)○   (C)○   (D)×
  • (A)○   (B)○   (C)×   (D)○
  • (A)○   (B)○   (C)×   (D)×
  • (A)○   (B)×   (C)○   (D)○
  • (A)×   (B)×   (C)×   (D)○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 3

A ◯ 学童期は6~7(歳)、8~9(歳)、10 ~ 11(歳)の3区分の年齢で分かれます。

B ◯ 学童期の食事摂取基準により、脂質は男女とも目標量として20 ~ 30 とされています。

C × 学童期の食物繊維の食事摂取基準( g / 日 )は、6〜7歳では男性11以上・女性10以上、8〜9歳では男女共に12以上、10〜11歳では男女共に13と設定されていま。

D × 1日のナトリウムの目標量は、男性女性とも12〜14歳以降より成人と同じ数値になりますが、それ以前の学童期は、年齢、性別によって数値が異なります。



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02

正解は3です。

A ○ 適切です。
学童期は、小学校入学から卒業にかけての時期をいい、年齢区分は記述の通りです。

B ○ 適切です。
脂肪エネルギー比率の男性女性の目標量は1歳以上のすべての年齢区分で20~30です。

C × 不適切です。
食物繊維の食事摂取基準は男性女性とも6~7歳以上の全ての年齢区分で設定されています。

D × 不適切です。
ナトリウムの目標量が成人と同じになるのは、男性では12~14歳で8.0未満(g/日)、女性では10~11歳で7.0未満(g/日)です。

参考になった数4

03

正解は3です。

A 適切です。

B 適切です。

C 学童期においての食物繊維の食事摂取基準は、男性が6~7歳で11以上、8~9歳で12以上、10~11歳で13以上、女性が6~7歳で10以上、8~9歳で12以上、10~11歳で13以上と設定されています。

D 学童期のナトリウム(食塩相当量)の目標量は、男性女性とも12~14歳以降同じですが、それまでは年齢、性別によって必要量や目標量は違います。

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