保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの食と栄養 問128
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問128 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行うことが望ましい。
B 1歳児は、前歯と第一乳臼歯が生える時期であり、前歯を使って噛み切ることはできても、奥歯が生えそろわないため、硬いものや弾力のあるものをすりつぶすことはまだ難しい。
C むし歯(う歯)は、歯垢の中に生息する細菌が糖分を餌にアルカリを生成し、そのアルカリで歯のエナメル質を溶かすことにより発生する。
D 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において、3~5(歳)のたんぱく質の推奨量(g/日)は、男性女性とも20 である。
A 幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行うことが望ましい。
B 1歳児は、前歯と第一乳臼歯が生える時期であり、前歯を使って噛み切ることはできても、奥歯が生えそろわないため、硬いものや弾力のあるものをすりつぶすことはまだ難しい。
C むし歯(う歯)は、歯垢の中に生息する細菌が糖分を餌にアルカリを生成し、そのアルカリで歯のエナメル質を溶かすことにより発生する。
D 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において、3~5(歳)のたんぱく質の推奨量(g/日)は、男性女性とも20 である。
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)○
- (A)○ (B)○ (C)× (D)○
- (A)○ (B)○ (C)× (D)×
- (A)○ (B)× (C)× (D)○
- (A)× (B)○ (C)× (D)×
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この過去問の解説 (3件)
01
A ◯ 幼児期の食事は、間食を食事の一部と考えて、間食によりエネルギー、栄養素、水分の補給を行います。
B ◯ 乳歯は第一乳臼歯が1歳半頃、第二乳臼歯は2歳半頃に生えてきます。1歳児は、奥歯がまだ生え揃っていないので、硬いものや弾力のあるものをすりつぶすことは難しいです。
C × むし歯は、歯垢の中に生息する細菌が、口内の糖分を餌に酸を生成し、歯のエナメル質を溶かすことによって起こる症状で、アルカリではありません。
D × 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」で、3~5(歳)のたんぱく質の推奨量は、男女ともに25(g/日)です。
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02
A ○ 適切です。
幼児は成人に比べて消化機能が未熟で、胃の内容量が少ないため、食事だけでは不足するエネルギーや栄養素、水分を間食で補うようにします。
B ○ 適切です。
「授乳・離乳の支援ガイド」では「奥歯が生えてくるが、かむ力はまだ強くない」とし、12~18か月頃の調理形態は「歯ぐきでかみつぶせる固さ」となっています。
C × 不適切です。
アルカリではなく、酸が正しいです。虫歯は歯の表面に付着した歯垢に含まれる細菌が、食べ物に含まれる糖分を分解して酸を生成することで起こります。
D × 不適切です。
20(g/日)ではなく、25(g/日)です。20(g/日)は1~2歳の推奨量です。
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03
A 適切です。幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行います。
B 適切です。奥歯である第一乳臼歯は1歳半頃に生えますが、一番後ろの奥歯である第二乳臼歯は2歳半~3歳頃に生えるので1歳ではまだ奥歯は生え揃いません。そのため、硬いものや弾力のあるものをすりつぶすことは難しいです。
C 虫歯は歯の表面についた歯垢に、ミュータンス菌が棲みつき、糖分を栄養にして酸を出し、エナメル質を溶かし穴をあけた状態のことを言います。
D 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において3~5(歳)のたんぱく質の推奨量(g/日)は、男性女性とも25です。
E
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