保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育原理 問12

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育原理 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の2「保育の内容等の自己評価」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保育士等の自己評価は、保育が計画通りに実践されていること、および活動の結果を重視するものである。
B  保育士等の自己評価は、自らの保育実践の振り返りとともに、職員相互の話し合い等を通じて、保育の質の向上及び保育実践の改善に努めることにつながるものである。
C  保育所の自己評価は、保育所保育指針に記載の項目によるものとする。
D  保育所の自己評価は、保育の質の向上を図るために保育士等の自己評価を踏まえて、保育所の保育の内容等について自ら評価を行い、その結果を公表しなければならない。
E  保育所は、保育内容等の評価に関して、保護者や地域住民等の意見を聴くことが望ましい。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • (A)○   (B)○   (C)○   (D)×   (E)○
  • (A)○   (B)×   (C)×   (D)○   (E)×
  • (A)×   (B)○   (C)○   (D)×   (E)○
  • (A)×   (B)○   (C)×   (D)×   (E)○
  • (A)×   (B)×   (C)○   (D)○   (E)×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A 「子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程などにも十分配慮すること。」と定義されているのでこの記述は不適切です。

B 適切です。「保育士等は、保育の計画や保育の記録を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通して、その専門性の向上や保育実践の改善に努めなければならない。」という定義さえています。

C 保育所保育指針の記載項目ではなく、児童福祉施設最低基準第36条の趣旨を踏まえた上で評価します。

D 「保育所は、保育の質の向上を図るため、保育の計画の展開や保育士等の自己評価結果を踏まえ、当該保育所の保育の内容等について自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない。」と定義されています。よってこの記述は間違いです。

E 適切です。「児童福祉施設最低基準第36条の趣旨を踏まえ、保育の内容等の評価に関し、保護者及び地域住民等の意見を聴くことが望ましいこと。」と定義されています。


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02

正解は 2 です。
設問にある、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の2「保育の内容等の自己評価」を参照します。


各選択肢については、以下の通りです。

(A)留意することとして、
  「子どもの活動内容や結果だけでなく、
   子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程など
   に十分配慮すること。」と示されています。
   よって、【×】

(B)【○】記述の通りです。

(C)(D)
  「保育の計画の展開や保育士等の
   自己評価を踏まえ、当該保育所の保育の
   内容等について、自ら自己評価を行い、
   その結果を公表するよう努めなければ
   ならない」と示されています。
 
   よって(C)の記述は、
   この内容と異なるため【×】。

   (D)は、記述にある“結果を公表しなければ
   ならない”が誤りなので【×】


(E)【○】記述の通りです。

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03

正解は4です。

A × 不適切です。
保育士等の自己評価は子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程などに十分配慮する必要があります。

B ○ 適切です。

C × 不適切です。
保育所の自己評価は地域の実情や保育所の実態に即して、適切に評価の観点や項目などを設定します。

D × 不適切です。
保育の内容などについて、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならないとされています。

E ○ 適切です。

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