保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
児童家庭福祉 問53
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 児童家庭福祉 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、地域子育て支援拠点事業に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
- 実施主体は、市町村が認めた者へ委託等を行うこともできる。
- 乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行う事業である。
- 「ひろば型」と「センター型」が「一般型」に再編され、利用者支援と地域支援の機能を強化し、「地域機能強化型」が加わった。
- 各市町村が補助金額を決定し、国、都道府県、市町村がそれぞれ3分の1を負担する。
- 支援が必要な家庭を訪問して、保護者の育児、家事等の養育能力を向上するための支援を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
5が誤りです。
『地域子育て支援拠点事業』の基本事業は以下の4点とされています。
①子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
②子育て等に関する相談、援助の実施
③地域の子育て関連情報の提供
④子育て及び子育て支援に関する講習等の実施(月1回以上)
家庭への訪問は行っていません。
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02
NPO法人や社会福祉法人だけに限らず、民間事業者への委託も可とされています。
2→正しいです。
ここでいう「場所」は、公共施設や保育所、児童館などの地域の身近な場所です。
3→正しいです。
「一般型」も「地域機能強化型」も基本事業に変わりはありません。
4→正しいです。
補助金額を決めるのは市町村であることに、注意して覚えましょう。
5→誤りです。
問題文は「養育支援訪問事業」に関する記述です。
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03
地域子育て支援拠点事業実施要綱の2に下記の記述があります。
『実施主体は、市町村(特別区及び一部事務組合を含む。以下同じ。)とする。なお、市町村が認めた者へ委託等を行うことができる。』
2は○です。
地域子育て支援拠点事業実施要項の3に下記の記述があります。
『事業の内容
乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行う事業。』
3は○です。
記述の通りです。
4は○です。
記述の通りです。
児童環境づくり基盤整備事業費補助金交付要綱にて定められています。
5は×です。
記述は養育支援訪問事業の内容となり、地域子育て支援拠点事業とは別の事業です。
よって正解の誤った記述は5となります。
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