保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育の心理学 問96

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問96 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、出産前後の精神保健に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  妊娠後期であれば、母親がアルコールを大量に摂取しても、胎児の発達に影響はない。
B  妊娠時の強く、持続的な心理的ストレスは、胎児の発達に影響を与える可能性がある。
C  出産直後から約1週間以内に見られる気分の変調(マタニティ・ブルーズ)は、日本では約100人に1人の頻度であると報告されている。
D  産後うつ病は、乳児にとって心理・社会的発達の危険因子の一つである。
  • (A)○  (B)○  (C)○  (D)×
  • (A)○  (B)×  (C)×  (D)○
  • (A)○  (B)×  (C)×  (D)×
  • (A)×  (B)○  (C)○  (D)○
  • (A)×  (B)○  (C)×  (D)○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

A:× 妊娠期間中は初期後期関係なく、アルコールが胎児に影響を及ぼすことがわかっています。その影響としては、出産時の低体重低身長、奇形、難聴などです。

B:○ 記述のとおりです。

C:× マタニティ・ブルーズの発症率は、一般的に10人に3人(3割)だと言われています。

D:○ 記述のとおりです。

よって正解は 5 です。

参考になった数28

02

正解は5です。

A × 不適切です。
妊娠後期の飲酒であっても、胎児はアルコールの影響を受けます。

B 〇 適切です。
妊娠時の強く、持続的な心理的ストレスは、胎児の発達に影響を与える可能性があります。

C × 不適切です。
日本におけるマタニティ・ブルーズの出現率は約1%(100人に1人)ではなく、約3割です。

D 〇 適切です。
産後うつ病は、乳児にとって心理・社会的発達の危険因子の一つです。

参考になった数7

03

正解は5です。

A 初期・後期関係なく、妊娠中のアルコール摂取や喫煙は胎児の発達や健康に大きな影響を与えることがわかっています。

B 適切です。

C マタニティ・ブルーズの発症率は、一般的に約3割だと言われています。

D 適切です。

参考になった数2