保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの保健 問104
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの保健 問104 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「幼児期運動指針」(平成24年 文部科学省)の4「幼児期の運動の在り方」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの( A )」と「動きの( B )」の二つの方向性がある。
「動きの( A )」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( C )動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D )動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E )動き」が挙げられる。通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。
「動きの( B )」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。
幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの( A )」と「動きの( B )」の二つの方向性がある。
「動きの( A )」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( C )動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D )動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E )動き」が挙げられる。通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。
「動きの( B )」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。
- (A)多様化 (B)本格化 (C)なめらかな (D)支える (E)操作する
- (A)洗練化 (B)多様化 (C)バランスをとる (D)操作する (E)支える
- (A)本格化 (B)洗練化 (C)なめらかな (D)移動する (E)支える
- (A)多様化 (B)洗練化 (C)バランスをとる (D)移動する (E)操作する
- (A)本格化 (B)多様化 (C)強い (D)操作する (E)移動する
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この過去問の解説 (3件)
01
「幼児期運動指針」とは3歳から6歳の小学校就学前の子どもを対象としています。
①多様な動きの獲得 ②体力・運動能力を培うこと ③様々な活動への意欲や社会性、創造性などを育むこと を目指して文部科学省より発表されました。
(A)~(E)に当てはまる語句は以下のとおりです。
(A)多様化 (B)洗練化 (C)バランスをとる (D)移動する (E)操作する
※「動きの本格化」という言葉は使われていません。
※3~4歳では「バランスをとる動き」「体を移動する動き」の経験、4~5歳では「用具を操作する動き」の経験、5~6歳ではそれら3つの動きをより滑らかに遂行できるようになることと明記されています。
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02
以下が正しい文章になります。
幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期である。動きの獲得には、「動きの( A多様化 )」と「動きの( B 洗練化)」の二つの方向性がある。
「動きの( A多様化 )」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することである。幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( Cバランスをとる )動き」、歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D 移動する)動き」、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E 操作する)動き」が挙げられる。通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していくことになる。
「動きの( B洗練化 )」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことである。幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになり、目的に合った合理的な動きができるようになる。
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03
幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期です。
動きの獲得には、「動きの( A 多様化)」と「動きの( B 洗練化)」の二つの方向性があります。
「動きの( A 多様化)」とは、年齢とともに獲得する動きが増大することです。
幼児期において獲得しておきたい基本的な動きには、
立つ、座る、寝ころぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がるなどの「体の( C バランスをとる)動き」
歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這(は)う、よける、すべるなどの「体を( D 移動する)動き」
持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを( E 操作する)動き」が挙げられます。
通常、これらは、体を動かす遊びや生活経験などを通して、易しい動きから難しい動きへ、一つの動きから類似した動きへと、多様な動きを獲得していきます。
「動きの( B 洗練化)」とは、年齢とともに基本的な動きの運動の仕方(動作様式)がうまくなっていくことです。
幼児期の初期(3歳から4歳ごろ)では、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られるが、適切な運動経験を積むことによって、年齢とともに無駄な動きや過剰な動きが減少して動きが滑らかになります。
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