保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの保健 問108
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの保健 問108 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、食物アレルギーの症状についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 全身の症状には、意識がない、意識もうろう、ぐったりする、などがある。
B 呼吸器の症状には、声がかすれる、犬が吠えるような咳などがある。
C 消化器の症状には、腹痛、吐き気、下痢などがある。
D 皮膚の症状には、かゆみ、じんま疹、赤くなるなどがある。
E 顔面・目・口・鼻の症状には、顔面の腫れ、まぶたの腫れ、くしゃみ、鼻水、唇の腫れなどがある。
A 全身の症状には、意識がない、意識もうろう、ぐったりする、などがある。
B 呼吸器の症状には、声がかすれる、犬が吠えるような咳などがある。
C 消化器の症状には、腹痛、吐き気、下痢などがある。
D 皮膚の症状には、かゆみ、じんま疹、赤くなるなどがある。
E 顔面・目・口・鼻の症状には、顔面の腫れ、まぶたの腫れ、くしゃみ、鼻水、唇の腫れなどがある。
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)○ (E)○
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)○ (E)×
- (A)○ (B)○ (C)× (D)○ (E)×
- (A)○ (B)× (C)○ (D)× (E)×
- (A)× (B)× (C)× (D)○ (E)○
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この過去問の解説 (3件)
01
食物アレルギーには、4つの症状があります。
①皮膚粘膜症状…かゆみ、喉の痛み、息苦しさなど
②消化器症状…嘔吐、下痢など
③呼吸器症状…息がしにくい、呼吸時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音がするなど
④全身性症状…ぐったりする、意識低下(アナフィラキシーショック)
重度の食物アレルギーの子どもにはエピペンが処方されていることが多く、エピペン使用時の研修などを受けることが奨励されています。
A~Eについて、先に述べたように、全て食物アレルギーに見られる代表的な症状です。
よって正解は 1 です。
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02
A 〇 適切です。
全身の症状には、意識がない、意識もうろう、ぐったりする、などがあります。
B 〇 適切です。
呼吸器の症状には、声がかすれる、犬が吠えるような咳などがあります。
C 〇 適切です。
消化器の症状には、腹痛、吐き気、下痢などがあります。
D 〇 適切です。
皮膚の症状には、かゆみ、じんま疹、赤くなるなどがあります。
E 〇 適切です。
顔面・目・口・鼻の症状には、顔面の腫れ、まぶたの腫れ、くしゃみ、鼻水、唇の腫れなどがあります。
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03
A~Eすべての記述が正しいです。
食物アレルギーは免疫が過剰に働くことによって身体に反応を示す状態を言います。症状に個人差はありますが、下痢、吐き気などの消化器や湿疹、痒みなどが見られます。症状がひどい場合、呼吸器にも咳などの症状が見られ、重症化すると、意識がない、意識もうろう、ぐったりするなどアナフィラキシーショックが見られます。
食物アレルギーの子どもの対応は十分に気をつけなければいけません。
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