保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育実習理論 問150

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育実習理論 問150 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」における(3)「指導計画の作成上、特に留意すべき事項」の記述として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  3歳未満児については、個の成長と、子ども相互の関係や協同的な活動が促されるよう配慮すること。
B  長時間にわたる保育については、子どもの発達過程、生活のリズム及び心身の状態に十分配慮して、保育の内容や方法、職員の協力体制、家庭との連携などを指導計画に位置付けること。
C  障害のある子どもの保育については、保育を展開する上で、個別的な計画よりも集団を基本とした計画を立案し、実施すること。
D  子どもの生活の連続性を踏まえ、家庭及び地域社会と連携して保育が展開されるよう配慮すること。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A 3歳未満児ではなく3歳以上児に関する記述なので✕です。

B 適切です。

C 「障害のある子どもの保育については、一人一人の子どもの発達過程や障害の状態を把握し、適切な環境の下で、障害のある子どもが他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう、指導計画の中に位置付けること。また、子どもの状況に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成するなど適切な対応を
図ること。」と保育所保育指針で定義されています。

D 適切です。

参考になった数7

02

正解:3

A 誤り(×)です。

この設問の内容は3歳未満児ではなく『3歳以上児』について述べたものです。

3歳未満児については、『1人1人の子どもの生育歴、心身の発達、活動の実態等に即して、個別的な計画を作成する』が正しいです。


B 正しい(〇)です。

C 誤り(×)です。

障害のある子どもの保育については、集団ではなく個々を重視し、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成したり、その子どもの発達の状況や日々の状態によっては、指導計画にとらわれず、柔軟に保育したり、職員の連携体制の中で個別の関わりが十分行えるようにすること、との記述があります。

D 正しい(〇)です。

参考になった数5

03

正解は3です。

A:×
3歳以上児に関する記述です。

B:〇
生活の場として、適切な保育を提供するために必要な配慮です。

C:×
障害のある子どもには個別の配慮が必要です。

D:〇
Bと同様。正しい記述です。

参考になった数1