保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育原理 問1

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育原理 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の(1)「保育の目標」の一部として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと。

B  十分に養護の行き届いた環境の下に、生命の保持に特化して保育すること。

C  入所する子どもの保護者に対し、その意向を受け止め、子どもと保護者の安定した関係に配慮し、保育所の特性や保育士等の専門性を生かして、その援助に当たらなければならない。

D  子どもがその生活時間の大半を過ごす場であるため、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たすとともに、就学に向けての教科教育を進めること。

E  子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、子ども一人一人の状況よりも集団行動と規律に配慮して保育すること。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○  ( E )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×  ( E )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○  ( E )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )×  ( E )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×  ( E )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:4

■正しい(〇)→A、C

■誤り(×)→B、D、E

B 『生命の保持に特化して』ではなく、『生命の保持及び情緒の安定を図ること』が正しいです。

D 『就学に向けての教科教育を進めること』が適切ではありません。

E 『一人一人の状況よりも集団行動と規律に配慮』ではなく、『一人一人の特性や家庭環境に配慮』しなければならない。

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02

正解は4です。

A:〇
保育の目標アには「子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならない。」とあります。これはその目標のひとつ(ウ)です。
B:×
「生命の保持及び情緒の安定」が正しい記述です。

C:〇
保育の目標イの記述です。

D:×
このような記述はありません。保育所は保育の場であり、教科教育をすすめる場ではありません。

E:×
これは保育目標アの記述の後半部分であり、「集団行動の規律」ではなく、「次の目標を目指して行わなければならない。」とあり、(ア)~(カ)にその目標が示されています。

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03

正解は4です。

A 適切です。

B 「生命の保持に特化する」ではなく「生命の保持及び情緒の安定を図ること」が正しい記述です。

C 適切です。

D 「就学に向けての教科教育を進める」という記述はありません。

E 「集団行動の規律」よりも「一人一人の特性や家庭環境に配慮」することが大切です。

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