保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育原理 問6
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育原理 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【I群】の記述と【II群】の人名を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
A ドイツの思想家で、その著書『人間の教育』(1826年)には、「かれらと共に生きよう。かれらをわれわれと共に生きさせよう。」の言葉が出てくる。
B フランスの思想家で、『エミール』(1762年)を著し、その中で、人間の本性を善とみて、「自然」を重視した教育論を主張した。
C モラヴィア出身の思想家で、子どものラテン語教育のための挿し絵付きの本『世界図絵』(1658年)を著した。
【II群】
ア コメニウス(Comenius, J.A.)
イ フレーベル(Fröbel, F.W.)
ウ デューイ(Dewey, J.)
エ ルソー(Rousseau, J.-J.)
【I群】
A ドイツの思想家で、その著書『人間の教育』(1826年)には、「かれらと共に生きよう。かれらをわれわれと共に生きさせよう。」の言葉が出てくる。
B フランスの思想家で、『エミール』(1762年)を著し、その中で、人間の本性を善とみて、「自然」を重視した教育論を主張した。
C モラヴィア出身の思想家で、子どものラテン語教育のための挿し絵付きの本『世界図絵』(1658年)を著した。
【II群】
ア コメニウス(Comenius, J.A.)
イ フレーベル(Fröbel, F.W.)
ウ デューイ(Dewey, J.)
エ ルソー(Rousseau, J.-J.)
- ( A )ア ( B )イ ( C )ウ
- ( A )イ ( B )ウ ( C )エ
- ( A )イ ( B )エ ( C )ア
- ( A )ウ ( B )ア ( C )イ
- ( A )エ ( B )ア ( C )ウ
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この過去問の解説 (3件)
01
A ― イ フレーベル・・・ドイツの思想家。『人間の教育』著
B ― エ ルソー・・・フランスの思想家。『エミール』著
C ― ア コメニウス・・・モラビア出身の思想家。『世界図絵』著
<補足説明>
ウ デューイ
アメリカの哲学者、教育思想家で、子ども中心の経験主義的教育法を主張しました。
『学校と社会』(1899年)の著者。
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02
ア:コメニウスはモラヴィア出身の思想家で、子どものラテン語教育のための挿し絵付きの本『世界図絵』(1658年)を著しました。
イ:フレーベルはドイツの思想家で、『人間の教育』を著しました。幼児教育の祖とも呼ばれています。
ウ:デューイはアメリカの哲学者です。経験が子どもの成長に影響を与えるという「経験主義教育」を唱えました。
エ:ルソーはフランスの思想家で、『エミール』(1762年)を著し、その中で、人間の本性を善とみて、「自然」を重視した教育論を主張しました。
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03
ア コメニウス(Comenius, J.A.)
「教育なくしては、人間は人間になることはできない」として、教育を人間性の条件としました。
イ フレーベル(Fröbel, F.W.)
遊びを中心とする幼児教育の礎を築いた人物です。
ウ デューイ(Dewey, J.)
「経験主義教育」を唱え、「経験の再構成」を連続的に促すことが重要だと主張しました。
エ ルソー(Rousseau, J.-J.)
著書『エミール』で、人間の成長や発達をもたらす力として「自然」「人間」「事物」の三つの力を挙げています。
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