保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育原理 問18

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育原理 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」の告示に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)第35条では、保育所における保育は、養護及び教育を( A )的に行うことをその特性とし、その内容については、( B )が定める指針に従うとされている。
・大臣の告示として出された「保育所保育指針」は、( C )を有する基準としての性格を明確にしている。これは、各保育所は「保育所保育指針」に規定されていることを踏まえて保育を実施しなければならないということであり、「保育所保育指針」に規定されている事項の具体の適用については、遵守しなければならないもの、( D )が課されるもの、基本原則にとどめ各保育所の創意や裁量を許容するものなどを区別して規定している。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成28年に出題された設問となります。 参考1   参考2

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:5

以下、保育所保育指針解説書(厚生労働省)より抜粋しました。

■保育指針では、保育所は、養護と教育を一体的に行うことを特性とし、環境を通して子どもの保育を総合的に実施する役割を担うとともに、保護者に対する支援(入所する児童の保護者に対する支援及び地域の子育て家庭に対する支援)を行うことを明記しています。

■保育指針を大臣告示として定め、規範性を有する基準としての性格を明確にしています。
ここでいう規範性とは、各保育所は保育指針に規定されていることを踏まえて保育を実施しなければならないということであり、保育指針に規定されている事項の具体の適用については、その内容により異なります。
すなわち、
①遵守しなければならないもの
②努力義務が課されるもの、
③基本原則にとどめ、各保育所の創意や裁量を許容するもの、又は各保育所での取組が奨励されることや保育の実施上の配慮にとどまるもの
などを区別して規定しています。

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02

正解は5です。
以下が正しい文章になります。

・「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)第35条では、保育所における保育は、養護及び教育を( A一体 )的に行うことをその特性とし、その内容については、( B厚生労働大臣 )が定める指針に従うとされている。

・大臣の告示として出された「保育所保育指針」は、( C 規範性)を有する基準としての性格を明確にしている。これは、各保育所は「保育所保育指針」に規定されていることを踏まえて保育を実施しなければならないということであり、「保育所保育指針」に規定されている事項の具体の適用については、遵守しなければならないもの、( D努力義務 )が課されるもの、基本原則にとどめ各保育所の創意や裁量を許容するものなどを区別して規定している。

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03

正解は5です。

A及びBは「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)第35条を参考にしてください。

「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」は児童福祉法45条の規定に基づいて定められている省令で、保育所などの児童福祉施設の設備や人員配置に関する基準が定められています。

C及びDは「保育所保育指針解説書」序章2「改定に当たっての基本的考え方」に記載があります。

確認しておきましょう。

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