保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
児童家庭福祉 問52

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 児童家庭福祉 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「乳児家庭全戸訪問事業」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「児童福祉法」に規定された事業であり、子育てに関する情報の提供並びに乳児及びその保護者の心身の状況及び養育環境の把握を行うほか、養育についての相談に応じ、助言その他の援助を行うことを目的とする。
B  2013(平成25)年4月1日現在、1,742市町村(特別区を含む)全ての自治体で実施されていた。
C  保健師や助産師、看護師の他、保育士や母子保健推進員、愛育班員などの一定程度の知見を持っていれば、事前研修が免除され、幅広く人材を発掘し、訪問者として登用して差し支えない。
D  生後4か月までの乳児のいる全ての家庭を訪問し、支援が必要な家庭に対する提供サービスの検討、関係機関との連絡調整等を行う。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (4件)

01

乳児家庭全戸訪問事業はこんにちは赤ちゃん事業ともいわれます。

A:○ 記述のとおりです。

B:× 全ての自治体で行われているわけではなく、平成28年度の調査でも、実施率は97.8%となっています。

C:× どのような経験・資格をもっていても、研修を受けます。

D:○ 記述のとおりです。
乳児家庭の孤立化を防ぐ目的があります。

よって正解は 3 です。

参考になった数28

02

A  

記述の通りです。「こんにちは赤ちゃん事業」ともいわれています。

B 
×
1660か所、95.3%でした。

C 
×
「可能な限り」専門職が訪問するとあり、子育て経験者等も訪問スタッフに発掘するとあります。なお、市町村独自に専門職に限る等の資格要件を設けることは差し支えないとしています。
しかし、訪問スタッフは必ず研修を受けます。

D 

記述の通りです。

以上のことから、正解は 3 です。

参考になった数11

03

正解は3です。

A 適切です。

B 2013年4月1日現在での「乳児家庭全戸訪問事業」の実施状況は、全国1,741市町村のうち、1,702市町村(97.8%)でした。

C 保健師や助産師、看護師の他、保育士や母子保健推進員、愛育班員が訪問に関わりますが、事前に研修を受けることが必要になります。

D 適切です。

参考になった数4

04

正解は3です。

A ○ 適切です。
乳児家庭全戸訪問事業は生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問し、子育てに関する情報提供や養育環境の把握を行う事業です。

B × 不適切です。
平成28年4月1日現在、乳児家庭全戸訪問事業を実施している市町村は、全国1,741市町村のうち、1,702市町村(97.8%)です。

C × 不適切です。
「乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン」6「訪問者」には「訪問に先立って、訪問の目的や内容、留意事項等について必要な研修を受けるものとする」とあります。

D ○ 適切です。

参考になった数2