保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育の心理学 問95
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問95 (訂正依頼・報告はこちら)
次の下線部(a)~(e)に関連の深い用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
ソーシャルサポートとは、一般的には対人関係において他者から得られる種々の援助をさす。例えば(a)ストレスを引き起こす出来事や刺激に直面している者に対して、(b)励ましや愛情など感情への働きかけ、(c)問題解決のための助言・助力、などがあり、当事者の(d)精神的・身体的健康によい影響を与える効果と、(e)健康の悪化のプロセスに対して作用する効果があるとされている。
【語群】
ア 評価的サポート
イ テンション
ウ 道具的サポート
エ 促進効果
オ 緩衝効果
カ 情緒的サポート
キ ストレッサー
ク 直接効果
ケ 補完的サポート
ソーシャルサポートとは、一般的には対人関係において他者から得られる種々の援助をさす。例えば(a)ストレスを引き起こす出来事や刺激に直面している者に対して、(b)励ましや愛情など感情への働きかけ、(c)問題解決のための助言・助力、などがあり、当事者の(d)精神的・身体的健康によい影響を与える効果と、(e)健康の悪化のプロセスに対して作用する効果があるとされている。
【語群】
ア 評価的サポート
イ テンション
ウ 道具的サポート
エ 促進効果
オ 緩衝効果
カ 情緒的サポート
キ ストレッサー
ク 直接効果
ケ 補完的サポート
- ( a )イ ( b )ア ( c )ウ ( d )エ ( e )オ
- ( a )イ ( b )ア ( c )ケ ( d )エ ( e )ク
- ( a )イ ( b )カ ( c )ウ ( d )オ ( e )ク
- ( a )キ ( b )ウ ( c )ケ ( d )ク ( e )エ
- ( a )キ ( b )カ ( c )ウ ( d )ク ( e )オ
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この過去問の解説 (3件)
01
ソーシャルサポートは、次の4つに分類されます。
①評価的サポート・・・肯定的な評価の提供、フィードバック
②道具的サポート・・・形のある物やサービスの提供
③情緒的サポート・・・共感や愛情の提供
④情報的サポート・・・問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
<<ソーシャルサポートの効果>>
■直接効果・・・ストレス要因があるかどうかに関係なく、心身の健康状態に直接効果を及ぼす
■緩衝効果・・・ストレス要因があるときにそれを緩衝する効果を持つ
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02
ストレッサーとは、ストレスを生物に与える何らかの刺激のことをさします。
(b)の励ましや愛情など感情への働きかけ に関連の深い用語は、カの情緒的サポートです。
情緒的サポートとは、励ましたり、愚痴を聴いたり、相談役になったりなど、情緒面でのサポートをさします。
(c)の問題解決のための助言・助力 に関連の深い用語は、ウの道具的サポートです。
道具的サポートとは、金銭や必要なものを貸し与えたり、直接力を貸すといった、実際的なサポートをさします。
(d)の精神的・身体的健康に良い影響を与える効果 に関連の深い用語は、クの直接効果です。
直接効果とは、ソーシャルサポートが、ストレッサーの有無にかかわらず心理的症候にもつ直接の効果です。
(e)の健康の悪化のプロセスに対して作用する効果 に関連の深い用語は、オの緩衝効果です。
緩衝効果とはストレ ッサーが存在しないときには心理的な症候には直接影
響しないが、ストレッサーが存在する時にはそれを緩和する効果です。
よって正解の組み合わせは5となります。
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03
ソーシャル・サポートについては以下の4つが挙げられます。
ア 評価的サポート:肯定的な評価の提供
ウ 道具的サポート:形のある物やサービスの提供
ヵ 情緒的サポート:共感や愛情の提供
ケ 補完的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
また、その効果として
・ストレス要因があるかどうかに関係なく、心身の健康状態に直接効果を及ぼすことのできる『ク 直接効果』
・ストレス要因があるときにそれを緩衝する効果を持つ『緩衝効果』
があります。
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