保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
保育の心理学 問100
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児の社会・情緒的発達についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 乳幼児期は、発達の速度が速く、精神障害を同定することが困難であるため、社会・情緒的発達のアセスメントには、危険因子と保護因子の評価と、養育者との関係性の評価のみが重要となる。
B 乳幼児が示す人との関わり方は、養育者ごとに異なる傾向が強い。
C 両親の夫婦関係が適応的なことは、子どもの社会・情緒的発達の保護因子の一つである。
D 家庭への社会的な支援は、乳幼児の社会・情緒的発達の保護因子ではない。
A 乳幼児期は、発達の速度が速く、精神障害を同定することが困難であるため、社会・情緒的発達のアセスメントには、危険因子と保護因子の評価と、養育者との関係性の評価のみが重要となる。
B 乳幼児が示す人との関わり方は、養育者ごとに異なる傾向が強い。
C 両親の夫婦関係が適応的なことは、子どもの社会・情緒的発達の保護因子の一つである。
D 家庭への社会的な支援は、乳幼児の社会・情緒的発達の保護因子ではない。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )× ( D )×
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この過去問の解説 (3件)
01
Aの記述は×です。不適切な記述です。
社会・情緒的発達のアセスメントにとって、危険因子と保護因子の評価と、養育者との関係性の評価が重要なのはもちろんですが、それのみが重要だとはいえません。
Bの記述は○です。適切な記述です。
乳幼児ごとに個性があるので、それぞれ異なった関わり方をするのは自然なことです。
Cの記述は○です。適切な記述です。
記述のとおり、両親の関係性が良好であることは、子どもの社会的、情緒的な安定につながります。
Dの記述は×です。不適切な記述です。
家庭の社会的支援は、安定した子どもの社会的、情緒的発達へとつながります。
よって正解の組み合わせは( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )×となります。
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02
A―×
B―〇
C―〇
D―×
A
危険因子と保護因子の評価と、養育者との関係性の評価のみが重要とは言えません。
D
家庭への社会的な支援は、乳幼児の社会・情緒的発達の保護因子です。
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03
A 社会・情緒的発達のアセスメントには、危険因子と保護因子の評価と、養育者との関係性の評価のみが重要になるとは言えません。発達段階なども必要になります。
B 適切です。
C 適切です。
D 家庭への社会的な支援は、乳幼児の社会・情緒的発達の保護因子になります。
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