保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
子どもの保健 問101
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの保健 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの発達に関する記述である。「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」に照らして考えた場合、適切な記述を一つ選びなさい。
- おおむね6か月未満では、著しい発達が見られ、寝返り、腹ばいなど全身の動きが活発になり、その後首がすわり、手足の動きが活発になる。
- おおむね6か月から1歳3か月未満では、座る、はう、立つ、つたい歩きといった運動機能が発達し、腕や手先を意図的に動かせるようになる。
- おおむね1歳3か月から2歳未満では、歩き始め、手を使い、言葉を話す意欲が出るが、まだ単語の発語のみである。
- おおむね2歳では、歩く、走る、跳ぶなどの基本的な運動機能が発達するが指先の機能は未熟であり、物をつまめない。
- おおむね3歳では、基本的な運動機能が伸び、それに伴い食事、衣類の着脱などはほぼ自立するが、排泄機能の自立はまだ困難である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.は、寝返り、腹ばいなど全身の動きが活発になるのは首が座り、手足の動きが活発になる『後』なので誤りです。
2.は、正しいです。
3.は、『単語の発語のみ』ではなく、『二語文も話し始める』ので、誤りです。
4.は、2歳頃には『指先の機能も発達し、小さなものもつまめるようになる』ので、『指先の機能は未熟であり、物をつまめない』が誤りです。
5.は、3歳頃には『排泄もほぼ自立する』ので、『排泄機能の自立はまだ困難である』が誤りです。
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02
まずはじめに首が座り、手足の動きが活発になります。その後寝返りや腹ばいなどの動きが出てきます。
2の記述は適切です。記述のとおり、6か月から1歳3か月未満では、座る、はう、立つ、つたい歩きといった運動機能が発達し、動きが活発になります。
3の記述は不適切です。
1歳3ヶ月から2歳未満の時期には言葉を話す意欲が出てきて発語が活発になります。ただし、この時期には単語ばかりでなく、二語文を話し始める子もいます。
4の記述は不適切です。
2歳頃には、指先の機能もずいぶん発達し、小さな物もつまめるようになってきます。
5の記述は不適切です。
3歳頃のなってくると、膀胱の機能も発達しトイレへ行くという意識も持てるようになってくるので、排泄も自立できるようになってきます。
よって正解の適切な記述は2となります。
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03
1 寝返り、腹ばいなど全身の動きが活発になるのは、首がすわった「後」なのでこの問題文は不適切です。
2 適切です。おおむね6か月から1歳3か月未満で、座る、はう、立つ、つたい歩きといった運動機能が発達し始め、次第に腕や手先を意図的に動かせるようになってきます。
3 おおむね1歳3か月から2歳未満では、言葉を話す意欲が出ます。単語のみならず「二語文」を話す子も出てくるので、この問題文は不適切です。
4 おおむね2歳では、指先の機能が発達し、小さな物もつまむことができるようになります。
5 おおむね3歳では、基本的な運動機能が伸び、それに伴い食事、衣類の着脱などはほぼ自立し、排泄機能も自立してきます。
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