保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
子どもの保健 問110

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 子どもの保健 問110 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育所における健康管理についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  昼寝の時間には、気持ちが落ち着くような雰囲気をつくるため、絵本を読んだり、音楽を流したりすることは避ける。
B  機嫌が悪い、元気がない場合は、気分を変えるために沐浴を行う。
C  歯磨きに興味を持ち、習慣をつけるために、食事後に歯ブラシをもたせて自由に遊ばせるとよい。
D  手洗いに用いる石鹸は、不潔になりやすい液体石鹸より固形の石鹸がよい。
E  排泄は、夜間より昼間の方が、また排尿より我慢しやすい排便の方が早く自立する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解:5

A~E、すべて不適切(×)な記述です。


お昼寝前の時間には、眠りやすい落ち着いた環境にするため、絵本を読んだり子守歌を歌ったりすることが良いとされています。
そのため、Aは誤りです。

子どもが機嫌が悪く、元気がないときには体調が悪い可能性があるため、沐浴は避けた方が良いのでBは誤りです。

歯ブラシを持たせて自由に遊ばせることは危険です。絶対にしてはいけないのでCは誤りです。

手洗いに用いる石鹸は液体せっけんの方が清潔なのでDは誤りです。

排泄の自立は、夜間より昼間の方が早い、という記述は合っているが、通常は排便より排尿の方が早く自立することが多いのでEも誤りです。

参考になった数15

02

正解は5です。

A 昼寝の時間に絵本を読んだり、音楽を流したりすることは気持ちが落ち着くような雰囲気をつくる効果があると言われています。

B 子どもが機嫌が悪く、元気がないときには体調が悪い可能性があるので沐浴は避けた方が良いです。

C 歯ブラシを持たせて遊ばせるのは事故や怪我に繋がる危険性があるので禁止します。

D 手洗いに用いる石鹸は、不潔になりやすい固形石鹸より液体の石鹸が良いです。

E 排泄は、夜間より昼間の方が自立が早いですが、排便よりも排尿の方が自立が早いです。

参考になった数6

03

Aの記述は×です。不適切な記述です。
お昼寝の落ち着いた雰囲気を作るようなお話をしたりゆっくりとした音楽をかけることも必要です。

Bの記述は×です。不適切な記述です。
体調が悪いときは、沐浴で余計な体力を奪ってしまうことがあります。むやみの沐浴させず、様子を見ることが大切です。

Cの記述は×です。不適切な記述です。
歯ブラシは、間違った使い方をすると喉に刺さったりと危険です。自分でやらせることは大切ですが、使い方をしっかりと教え、目を離さないようにすることが必要です。

Dの記述は×です。不適切な記述です。
固形の石鹸はみんなが触ったり、汚い手を洗うと表面に汚れが残ったりもします。固形の石鹸より、液体の石鹸の方が清潔に保つことができます。


Eの記述は×です。不適切な記述です。
排尿の自立も排便の自立も、昼間のおむつはずしも夜間のおむつはずしも、個人差があり、どれが一番早いかというのは人それぞれです。

よって正解組み合わせは、全て×の5となります。

参考になった数2