保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
社会福祉 問64

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 社会福祉 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、わが国の社会福祉の概念に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。


A  社会福祉における自立支援は、障害者福祉の分野ばかりでなく、高齢者福祉、児童家庭福祉の分野にも共通の理念と考えられている。

B  社会福祉における社会資源とは、社会福祉制度あるいは公的な福祉サービスを意味しており、家族による支援などは含まれない。

C  社会福祉における相談援助技術は、福祉サービスを必要とする人と社会資源を結びつける役割を果たす。

D  社会福祉におけるソーシャルアクションは、福祉サービスを必要としながら福祉サービスを利用できていない人を発見することを意味する。

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この過去問の解説 (3件)

01

A○

記述の通りです。

B×

家庭は最も身近で小さな社会と考えられています。家族による支援も社会福祉における社会資源と考えますので、Bの記述は誤りです。

C○

記述の通りです。

D×

ソーシャルアクションとは、社会福祉援助技術における間接援助技術の1つで、制度やサービスの新設・改善・向上のため、議会や行政機関に直接的に対応を求める行動や方法のことをいいます。よって、誤った記述です。なお、Dの記述は「アウトリーチ」に関するものです。

よって、正解は( A )○   ( B )×   ( C )○   ( D )× です。

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02

A.適切な記述です。

B.社会福祉において、家庭は最も身近で小さな社会と考えられています。家族による支援も社会福祉における社会資源と考えていますのでBの文章は誤りであると言えます。

C.適切な記述です。

D.ソーシャルアクションとは、社会福祉援助技術における間接援助技術の1つで、制度やサービスの新設・改善・向上のため、議会や行政機関に直接的に対応を求める行動や方法のことをいいます。


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03

A 〇 適切です。

社会福祉における自立支援は、障害者福祉の分野ばかりでなく、高齢者福祉、児童家庭福祉の分野にも共通の理念と考えられています。

B × 不適切です。

家族による支援(私的なもの)も社会福祉における社会資源と考えます。児童家庭福祉でも触れていますが、家庭は最も身近で小さな社会です。

C 〇 適切です。

社会福祉における相談援助技術は、福祉サービスを必要とする人と社会資源を結びつける役割を果たします。

D × 不適切です。

福祉サービスを必要としながら福祉サービスを利用できていない人を発見することを「アウトリーチ」と言います。

ソーシャルアクションとは、社会福祉援助技術における間接援助技術の1つであり制度やサービスの新設・改善・向上のため、議会や行政機関に直接的に対応を求める行動や方法をいいます。

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