保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
保育実習理論 問146

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育実習理論 問146 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、土粘土の造形における技法・用具に関する説明である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。


A  テラコッタ粘土は空気が抜けやすく、制作後に窯で焼成(素焼き)することに適している。

B  制作の時に使用する粘土板は、水を吸わないようニス塗装されたものが良い。

C  粘土同士をくっつける場合、ドベを使用すると、より強力に接着することができる。

D  耳たぶ程度の硬さの粘土のかたまりを切る場合は、切り糸を使用すると便利である。

E  一定の厚みの板状の粘土を作る時には、タタラ板とのし棒を使用すると便利である。
  • ( A )○   ( B )○   ( C )○   ( D )○   ( E )×
  • ( A )○   ( B )○   ( C )○   ( D )×   ( E )○
  • ( A )○   ( B )○   ( C )×   ( D )×   ( E )○
  • ( A )○   ( B )×   ( C )○   ( D )○   ( E )○
  • ( A )×   ( B )×   ( C )○   ( D )○   ( E )×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A、適切です。テラコッタ粘土は臭いがほとんどなく柔軟さがあるので、形成しやすい粘土です。焼成すると永続的な硬さになり、丈夫な作品に仕上がります。
B、不適切です。ニスは作品の仕上げに、ツヤ出しや汚れ防止の為に使います。自然乾燥が必要な土粘土の制作に使用する粘土板には不向きです。
C、適切です。「ドベ」とは、粘土に水を加えて泥状にしたものです。粘土は作品と同じものを使います。
D、適切です。粘土は粘性が強いため、手やカッター等では上手く切れません。切り糸にはタコ糸や針金など丈夫なものを使います。
E、適切です。粘土の両側にタタラ板を置きのし棒で伸ばしていくと、タタラ板と同じ厚みの粘土板が出来上がります。

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02

正解は4です。

A 適切です。「テラコッタ」とは素焼きという意味を持ちます。名前のとおり、空気が抜けやすく、制作後に窯で焼成するのに向いています。

B ニスは作品に艶をもたせるのに使うため、粘土板には使用しません。

C 適切です。ドベとは粘土に水を加え、泥状にしたもので、これを使うことにより、粘土同士を接着するのに使います。

D 適切です。耳たぶ程度の硬さの粘土のかたまりを切る場合は、切り糸を使用するときれいに切ることができます。

E 適切です。一定の厚みの板状の粘土を作る時には、タタラ板とのし棒を使用すると便利です。

参考になった数1

03

正解は4です。

A、◯
回答の通りです。
成形しやすく、幼児の造形活動に適した素材でもあります。

B、×
ニスは粘土作品の艶出しなどに使用します。

C、◯
「ドベ」とは、粘土を水でといたものです。

D、◯
この硬さの粘土は手では上手に切ることができませんが、
切り糸を利用すると綺麗に切ることができます。

E、◯
回答の通りです。

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