保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育原理 問9

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育原理 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育士を目指して学んでいる5人が、保育の「ねらい」及び「内容」について述べた意見である。A ~ Eを「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の記述に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「ねらい」は、保育の目標( 第1章「総則」 )に示された保育の目標をより具体化したものであり、子どもが保育所において、安定した生活を送り、充実した活動ができるように、保育士等が行わなければならない事項及び保護者に指導する事項がまとめられている。
B  「内容」は、「ねらい」を達成するために、子どもの生活やその状況に応じて保育士等が適切に行う事項と、保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項を示している。
C  「ねらい」及び「内容」は、「養護に関わるねらい及び内容」と「教育に関わるねらい及び内容」との両面から示されており、実際の保育においては、養護と教育がそれぞれに展開される。
D  「養護」とは、子どもの生命の保持や情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりである。
E  「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」、「表現」の5領域と「生命の保持」及び「情緒の安定」に関わる保育の内容は、子どもの生活や遊びを通して相互に関連を持ちながら、総合的に展開される。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。
この設問は平成29年に出題された設問となります。
参考1
参考2
  • A:○  B:○  C:○  D:×  E:×
  • A:○  B:○  C:×  D:×  E:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○  E:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○  E:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○  E:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A、不適切です。「保護者の指導する事項」ではなく「保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項」です。第2章「保育の内容」上文の内容です。
B、適切です。第2章「保育の内容」上文の内容です。
C、不適切です。「養護と教育がそれぞれに展開される」ではなく「養護と教育が一体となって展開される」です。第2章「保育の内容」上文の内容です。
D、適切です。第1章「総則」2 養護に関する基本的事項(1)養護の理念の内容です。
E、適切です。第2章「保育の内容」ですが、この一文は削除されています。

※平成30年「保育所保育指針」の改定により該当箇所は、第1章「総則」第2章「保育の内容」に変更となりました。内容にも変更があります。

参考になった数9

02

正解は3です。

A、×
「保護者の指導する事項」ではなく「保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項」です。第2章「保育の内容」上文の内容です。

B、◯
第2章「保育の内容」上文の内容です。

C、×
「養護と教育がそれぞれに展開される」ではなく「養護と教育が一体となって展開される」です。第2章「保育の内容」上文の内容です。
「養護と教育が一体となって・・・」という表現は
大切なキーワードですので覚えておくと良いです。

D、◯
第1章「総則」2 養護に関する基本的事項(1)養護の理念の内容です。

E、◯
第2章「保育の内容」ですが、この一文は削除されています。

※平成30年「保育所保育指針」の改定により該当箇所は、第1章「総則」第2章「保育の内容」に変更となりました。内容にも変更があります。

参考になった数5

03

正解は3です。

A 「保護者に指導する事項」ではなく「保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項」が正しい記述です。

B 適切です。

C 「養護と教育がそれぞれに展開される」ではなく、「養護と教育が一体となって展開される」が正しい記述です。

D 適切です。

E 適切です。

参考になった数2