保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
社会福祉 問77

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 社会福祉 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、未成年後見人に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  未成年後見人は、財産管理の権限は持たない。
B  未成年後見人は、複数選任されることがある。
C  未成年後見人の選任は、児童相談所が行う。
D  社会福祉法人が未成年後見人として選任されることがある。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

Aは×です。
未成年後見人とは,未成年者の法定代理人であり、未成年者の監護養育・財産管理・契約等の法律行為などを行います。

Bは○です。
2012年に施行の改正された民法により、未成年後見人は複数人選出することが可能になりました。

Cは×です。
未成年後見人は、家庭裁判所の審判によって選ばれます。

Dは○です。
2012年に改正にされた民法により、法人を選出することが可能になりました。

よって正解の組み合わせは4となります。

参考になった数31

02

利用者の権利擁護の仕組みの中に成年後見制度があり、同様の規定として児童の場合に未成年後見制度があります。

A 日常生活を支援するため財産管理の権限も持ちます。
B 正解です。
C 代理人を本人の意思で選任する任意後見制度と法定後見制度がありますが、選任は児童相談所ではなく裁判所です。
D 正解です。

参考になった数22

03

正解は 4 です。

Aは×です。
未成年者財産相続や遺産分割などのお金にまつわる法律行為を単独で行うことができません。
その為親権者の代わりに未成年後見人が財産管理の権限を持ちます。

Bは○です。
憲法改正により2012年4月1日から複数人または法人を選任することが可能となりました。

Cは×です。
選任は家庭裁判所が行います。

Dは○です。
Bの解説通り法人も可能になりました。

参考になった数14