保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育の心理学 問99
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、小児期のトラウマ反応についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 迷子になることが心理的に大きな傷になることもある。
- トラウマ反応の一つに攻撃性の亢進がある。
- 虐待によって繰り返されるトラウマによる反応は、交通事故等の単回性のトラウマによる反応と同様である。
- 子どもに起きやすいトラウマ反応として、退行がある。
- 成人に起こるトラウマ反応であるフラッシュバックは、小児期にも起こる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2は○です。適切な記述です。
3は×です。
トラウマは、事故など一度の異常な大きな体験がトラウマとなる『単回性トラウマ』と、虐待など何度も何度も繰り返されることによって複雑なトラウマとなる『複雑性トラウマ』に分けられます。
4は○です。適切な記述です。
5は○です。適切な記述です。
よって正解の不適切な記述は3となります。
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02
2 正解です。
3 繰り返されるトラウマは、単回性のトラウマによる反応と比べ、社会適応に多大な影響を及ぼす可能性が高いです。
4 正解です。
5 正解です。
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03
1は〇です。
記述通りです。
迷子は心に傷を残す場合もあります。
2は〇です。
記述通りです。
トラウマ反応の代表的な物としてはPTSDがあります。
3は×です。
虐待によるトラウマは単回性のトラウマではありません。
4は○です。
記述通りです。
獲得言語の退行などがあります。
5は○です。
記述通りです。フラッシュバックは小児期でも起こるとされています。
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