保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
保育の心理学 問100
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 保育の心理学 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、DSM-5の「反応性アタッチメント障害/反応性愛着障害」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A この障害の行動上の特徴は、どの大人とも相互的に最小限にしか関われず、特に苦痛時に慰めを求めることができないことである。また、陽性の情緒の表出が極端に少ない。
B 施設養育で育てられた子どもにのみ、この障害がある子どもが見出される。
C この障害の主な病因は、重度の身体的虐待である。
D この障害がある子どものほとんどは、選択的な愛着対象( アタッチメント対象 )を持っていない。
A この障害の行動上の特徴は、どの大人とも相互的に最小限にしか関われず、特に苦痛時に慰めを求めることができないことである。また、陽性の情緒の表出が極端に少ない。
B 施設養育で育てられた子どもにのみ、この障害がある子どもが見出される。
C この障害の主な病因は、重度の身体的虐待である。
D この障害がある子どものほとんどは、選択的な愛着対象( アタッチメント対象 )を持っていない。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:× C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:× D:×
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
B 反応性愛着障害は、施設養育で育てられた子ども特有というわけではありません。
C 身体的虐待だけでなく、心理的虐待など他の要因も考えられます。
D 正解です。
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02
Aは○です。
この障害は嬉しさや楽しさの表現が少ないことが特徴の一つです。
Bは×です。
施設養育の子どもだけに起こるものではありません。
Cは×です。
身体的虐待もありますが、他にも精神的虐待、ネグレクトなどが原因のこともあります。
Dは○です。
この障害がある子どもは、主の養育者との愛着関係が形成できなかったことが多いです。
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03
DSM-5とは、その第5版という意味です。
Aは○です。適切な記述です。
Bは×です。
施設養育で育てられた子でも、家庭で育った子どもでも、重度のネグレクトを受けるなど、養育環境が悪ければ反応性アタッチメント障害/反応性愛着障害を生じる可能性があります。
Cは×です。
主な病因は、重度のネグレクトです。
Dは○です。適切な記述です。
よって正解の組み合わせは2となります。
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