保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
子どもの保健 問107

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの保健 問107 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、身体発育に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
  • 子どもを寝かせて測った場合と立たせて測った場合、身長は同じ値で計測される。
  • 子どもの体重は、一般的に、出生直後から減ることなく増え続ける。
  • 脳性麻痺の子どもの頭囲は、正常より大きいことが多い。
  • 身体発育値は、母子健康手帳に示される発育曲線の帯の中に入っていることが望ましい。
  • 身長別標準体重に比して肥満度-10%はやせすぎといえる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1は×です。
寝かせて測った方が、立って測るより高く測定されます。
2歳未満の場合は寝かせて測り、2歳以上の場合は直立させて測ります。

2は×です。
出生直後にはまず新生児の生理的体重減少があります。その後も増減を繰り返しながら、体重は徐々に増えていきます。

3は×です。
脳性麻痺の子どもの頭囲は、通常より小さいことが多いです。頭囲が大きい場合、水頭症などの病気の疑いがあります。

4は○です。
記述の通りです。発達曲線はめやすですが、大きく曲線から外れている場合は、治療を要する疾病がないかなども含めて経過を観察していく必要があります。

5は×です。
−10%以下ではなく、−20%以下でやせすぎとなります。
身長別標準体重に対して、+30%以上はふとりすぎ、+20%以上から+30%未満はややふとりすぎ、+15%以上から+20%未満はふとりぎみ、−15%超から+15%未満はふつう、−20%超から−15%以下はやせ、−20%以下はやせすぎ、と区分されます。


よって、適切な記述は4となります。

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02

4が正解です。

1 寝かせて測った場合の方が、高くなります。
2 生理的体重減少が、生後数日みられます。
3 正常より小さいことが多いです。
5 肥満度―20%以下からがやせすぎとされています。

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03

正解は 4 です。

1は×です。
寝かせて測った方が高くなります。

2は×です。
生後数日の新生児の場合、生理的体重減少で体重が減ります。

3は×です。
一般的に脳性麻痺の子の頭囲は正常値よりも小さいとされています。

4は〇です。
記述通りです。
発育曲線の中に入っていることが理想ですが個人差もあることも理解しておかないといけません。

5は×です。
学校保健統計調査では、肥満度ー20%からがやせすぎとされています。

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