保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
子どもの保健 問109

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの保健 問109 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 生後6か月未満は、それ以後より風邪などの感染症にかかりやすい。
  • 乳児が哺乳後に少量の乳を口からだらりと出すことを、溢乳という。
  • 子どもがけいれんを起こした時は、顔を横向きにして寝かせる。
  • 咳は生理作用であるため、咳止めをむやみに与えない。
  • 声帯から上の気道が狭くなると、吸気性の喘鳴が起こる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 生後6か月未満は、受動免疫のためそれ以降より感染症にかかりにくいとされています。
2 正解です。
3 正解です。
4 正解です。
5 正解です。

参考になった数7

02

1は×です。
生後6ヶ月までは、受動免疫といって母親の胎盤や初乳から免疫を受け取るのでかぜなどにかかりにくいといわれています。
この免疫が減少し始める生後6ヶ月ころから、自身の免疫が発達する1歳から1歳半くらいの間が免疫力が低くなる時期なので、感染症などに十分気をつけなくてはならない時期となります。

2は○です。適切な記述です。

3は○です。適切な記述です。
仰向きに寝かせると、もし嘔吐などしたときに吐瀉物が詰まって窒息するおそれがあります。

4は○です。
咳は気道内の分泌物や異物を外に出すための生体防御反応のひとつです。咳止め薬は医師の判断に従って適切に使う必要があります。

5は○です。適切な記述です。

よって正解の不適切な記述は1となります。

参考になった数5

03

正解は 1 です。

1は×です。
生後6か月程度までは母乳から免疫をもらっている為比較的感染症にかかりにくいいとされています。

2は〇です。
記述通りです。

3は〇です。
嘔吐した場合、嘔吐物が器官に詰まって窒息しないように横を向かせます。

4は〇です。
むやみやたらに薬は与えません。あまりにひどいようなら病院を受診します。

5は〇です。
喘息特有の呼吸の音がします。

参考になった数3