保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
子どもの保健 問112
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの保健 問112 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの排尿に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 排尿の自立は、おおよそ3~4歳で完了する。
B 夜間だけの遺尿を夜尿症という。
C 就学後になっても排尿が未自立な状態を、器質性遺尿症という。
D 夜尿を改善させるためには、夜間に子どもを覚醒させ、排尿させる。
E 夜尿をしたときは、厳しく注意する必要がある。
A 排尿の自立は、おおよそ3~4歳で完了する。
B 夜間だけの遺尿を夜尿症という。
C 就学後になっても排尿が未自立な状態を、器質性遺尿症という。
D 夜尿を改善させるためには、夜間に子どもを覚醒させ、排尿させる。
E 夜尿をしたときは、厳しく注意する必要がある。
- A と B
- A と C
- B と D
- C と E
- D と E
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この過去問の解説 (3件)
01
A 適切です。個人差はありますが、排尿の自立は、おおよそ3~4歳で完了すると言われています。
B 適切です。昼間は排尿が自立していているように見えますが、夜間だけの遺尿をしてしまう状態を夜尿症と言います。
C 就学後になっても排尿が未自立な状態は器質性だけではなく、心因性のものもあります。
D 夜間に子どもを覚醒させ、排尿させるのではなく様子を専門医や保育士と相談しながら様子を見守っていきます。
E 夜尿をしたとき、厳しく注意することにより子どもの自尊心が失われたり、ストレスにより症状が悪化する可能性があるので誤りです。
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02
B 正解です。
C 器質性でない場合もあります。
D 夜間に子どもを覚醒させるのは、誤りです。
E 厳しく注意するのは、誤りです。
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03
Cは、児童の心理的背景が関係している場合もあるので適切ではありません。
Dは、夜間に覚醒させることだけが正しいとは限らないので、病院や専門機関と相談しながら適切な処置を施すことが大切です。
Eは、心理的ストレスが夜尿の原因になってしまう恐れがある為、子どもに寄り添うことが大切です。
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