保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
子どもの保健 問110
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 子どもの保健 問110 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの生活リズム等に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A コルチゾールは早朝に分泌が多くなり、血圧の維持や血糖の代謝にかかわる。
B 多くの子どもの起床就寝時刻は、平日と休日の間で差はない。
C メラトニンは昼間分泌され、身体活動の活発性に関与する。
D 成長ホルモンは、主にレム睡眠の時に分泌される。
E 近年わが国では、子どもの外遊びの時間が減っているといわれている。
A コルチゾールは早朝に分泌が多くなり、血圧の維持や血糖の代謝にかかわる。
B 多くの子どもの起床就寝時刻は、平日と休日の間で差はない。
C メラトニンは昼間分泌され、身体活動の活発性に関与する。
D 成長ホルモンは、主にレム睡眠の時に分泌される。
E 近年わが国では、子どもの外遊びの時間が減っているといわれている。
- A B
- A E
- B C
- C D
- D E
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この過去問の解説 (3件)
01
A、適切
ヤクルト中央研究所ホームページを参考に解説します。
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンの1つです。コルチゾールの分泌は朝が最も高く、夜には低くなり、生体の一日の活動リズムを整えると言われています。
B、不適切
休日は平日と比較して、学校が休みなこともあり生活リズムが乱れがちです。そのことが起床時間や就寝時間に影響を与えやすいです。
C、不適切
メラトニンの分泌は夜盛んになります。
メラトニンが分泌されることで身体のリズムが整いやすくなります。
Ⅾ、不適切
成長ホルモンの分泌はノンレム睡眠の時に盛んにおこなわれます。
E、適切
屋外の遊び場が減少していることや、テレビゲーム・スマートフォンが普及したことに伴って、外遊びの時間は減少しつつあります。
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02
A.○です。
設問の通りです。
コルチゾールは、睡眠中の分泌量は低く、
早朝から分泌量が多くなり、起床後60分後までに大量に分泌されます。
起床後の血糖値の低下を防ぐ役割があります。
B.×です。
平日に比べ、休日は生活リズムが乱れる傾向にあります。
休日も生活リズムをできるだけ変えないように努め、
平日と同じぐらいの時間に眠るよう心がけることが大切です。
C.×です。
メラトニンは、明るい光によって分泌が抑制されます。
逆に、夜間に分泌量が増加します。
メラトニンは催眠作用もあり、生体リズムの調節に欠かせないホルモンです。
D.×です。
成長ホルモンは、ノンレム睡眠時に分泌が起こります。
ノンレム睡眠後30分ほどで、分泌が最大になると言われています。
E.○です。
設問の通りです。
文部科学省の指針でも、毎日60分以上、体を動かすことを推奨していますが、
現在、外遊びの時間は減少傾向にあります。
スマートフォンやポータブルゲーム機の普及、
安全性を考慮して、お家遊びが増えていることも原因に挙げられます。
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03
A 〇 適切です。
コルチゾールとは、 副腎皮質で生産されるステロイドホルモンの1つで、 主にストレスと低血糖に反応して分泌されます。
B × 不適切です。
休日は平日よりも就寝時間が遅くなります。
C × 不適切です。
メラトニンは「昼間」ではなく「夜間」に分泌されます。
「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、身体のリズムを調整し、睡眠を安定させるのに大切な役割をもっています。
D × 不適切です。
成長ホルモンは眠りばなの深い「レム睡眠」ではなく、ノンレム睡眠時に集中して分泌されます。
E 〇 適切です。
近年わが国では、子どもの外遊びの時間が減っているといわれています。
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