保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育原理 問16

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育原理 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、コメニウス(ComEnius, J.A.)についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  現在のチェコの中央部、モラヴィアの生まれで、大学で学んだのち、ボヘミア同胞教団の牧師となった。
B  ルソーの思想に共鳴し、『隠者の夕暮』( 1780年)、『リーンハルトとゲルトルート』( 1787年)などを著した。
C  主著である『大教授学』( 1657年)では、あらゆる人が学べる学校として統一学校構想が述べられ、6歳くらいまでの乳幼児を対象とする学校は「母親学校」として構想された。
D  『世界図絵』( 1658年)は世界初の絵入り教科書といわれ、その後の絵本や教科書に影響を与えた。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A ○ 適切です。
コメニウスはチェコの思想家で学問において母国語を使用することで民衆教育の実現を目指しました。

B × 不適切です。
記載はペスタロッチのものです。

C ○ 適切です。
「大教授学」は世界初の系統的な教育学を提示した書物だと言われています。

D ○ 適切です。
絵や図を使って子どもの視覚に訴えることを主張しました。

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02

解答. 3
A. ○  
設問の通りです。

B. ×  
記述の著書は【ペスタロッチ】のものです。
スイスの教育思想家で、孤児院を設立するなど、
孤児救済のために尽力しました。

C. ○  
設問の通りです。

D. ○
設問の通りです。
これにより、コメニウスは「感覚教授」「直観教授」の先駆者となりました。

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03

正解は3です。

A:1592年にボヘミア同胞教団の助けによって勉学し、やがて同教団の牧師となりました。
B:有名な著書は「大教授学」「世界図絵」があります。
C:大教授学では、乳幼児期の教育こそ大切であるとして、1歳から. 6歳までの乳幼児に「母親学校」を構想しました。
D:1658年に刊行された、世界初の絵入り言語入門教科書です。当時、文字と絵を教育的に統合する試みとして画期的であり、現在の教科書の先駆けとなりました。

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