保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
社会福祉 問71
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 社会福祉 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「児童福祉法」によると、保育士は、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行う者である。
B 児童養護施設等の入所施設において、児童と保護者が接する機会が乏しい場合、親子関係の再構築を目指すために、意図的に面会などの機会を設けたり、電話など通信による接点を持たせるなどの支援を行うことがある。
C 保育士が子育て支援を行う際には、保護者の自己決定を尊重して行われる。
D 保育相談支援の基本の1つとして、地域の社会資源の活用と関係機関との連携・協力を行うことがある。
A 「児童福祉法」によると、保育士は、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行う者である。
B 児童養護施設等の入所施設において、児童と保護者が接する機会が乏しい場合、親子関係の再構築を目指すために、意図的に面会などの機会を設けたり、電話など通信による接点を持たせるなどの支援を行うことがある。
C 保育士が子育て支援を行う際には、保護者の自己決定を尊重して行われる。
D 保育相談支援の基本の1つとして、地域の社会資源の活用と関係機関との連携・協力を行うことがある。
- A○ B○ C○ D○
- A○ B○ C× D×
- A○ B× C× D○
- A× B○ C○ D○
- A× B× C○ D×
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この過去問の解説 (3件)
01
A 適切です。「児童福祉法 第18条の4」に「保育士とは、第18条の18第1項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」と定義されています。
B 適切です。児童養護施設の支援の一つとして、入所児童とその保護者の親子関係の再構築を目指し、意図的に面会などの機会を設けたり、電話など通信による接点を持たせるなどの配慮がされることがあります。
C 適切です。保育所保育指針の第4章「子育て支援」の項目に「保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること。」という文章があります。
D 適切です。保育所保育指針の第4章「子育て支援」の3の(2)「地域の関係機関等との連携の項目」に「ア 市町村の支援を得て、地域の関係機関等との積極的な連携及び協働を図るとともに、子育て支援に関する地域の人材と積極的に連携を図るよう努めること。」
「イ 地域の要保護児童への対応など、地域の子どもを巡る諸課題に対し、要保護児童対策地域協議会など関係機関等と連携及び協力して取り組むよう努めること。」という文章があります。
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02
A ○ 適切です。
児童福祉法第18条4に「保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」規定されています。
これにより保育士は子どもだけではなく、保護者に対する保育指導も業務の一つとなっています。
B ○ 適切です。
児童養護施設の業務の一つとして親子間関係の再構築があります。
家庭復帰に向けて、親との面会や、宿泊、 一時的帰
宅などの段階的な支援を行います。
C ○ 適切です。
D ○ 適切です。
事案によっては保育所だけではなく、関係機関との連携が求められます。
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03
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
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