保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育の心理学 問82
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、乳幼児期の言葉の発達に関する記述である。下線部分の心理学用語が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 機嫌のよいときに、喉の奥からやわらかい声を出すようになる。これを喃語という。大人に比べて喉は狭く舌を動かす範囲も狭いので、言葉を話すためには、喉や口腔機能などの発達も必要である。
B 1歳半を過ぎ、自発的に表現できる単語数が50語を超えた頃に、急激に語彙が増える。これを語彙般化という。
C 「ママ」は単語であるが、発話場面では状況に応じて「ママがいない」「ママのくつだ」のように、文と同じように様々な意味を相手に伝えている。これを一語文という。
D 1歳頃、初語という意味のある言葉を話し始める。これらは「マンマ」「ブーブー」など発音しやすい言葉で、身近な人やものに関わる名詞が多い。
A 機嫌のよいときに、喉の奥からやわらかい声を出すようになる。これを喃語という。大人に比べて喉は狭く舌を動かす範囲も狭いので、言葉を話すためには、喉や口腔機能などの発達も必要である。
B 1歳半を過ぎ、自発的に表現できる単語数が50語を超えた頃に、急激に語彙が増える。これを語彙般化という。
C 「ママ」は単語であるが、発話場面では状況に応じて「ママがいない」「ママのくつだ」のように、文と同じように様々な意味を相手に伝えている。これを一語文という。
D 1歳頃、初語という意味のある言葉を話し始める。これらは「マンマ」「ブーブー」など発音しやすい言葉で、身近な人やものに関わる名詞が多い。
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この過去問の解説 (3件)
01
A 機嫌のよいときに、喉の奥からやわらかい声を出すようになることを「クーイング」と言います。個人差はありますが生後1ヶ月~3ヶ月ごろに出始めそこから「あう」「ばぶばぶ」などの喃語へと移行していきます。
B 子どもが1歳半を過ぎ、自発的に表現できる単語数が50語を超えた頃に急激に語彙が増えます。この事を「語彙爆発」と言います。
C 適切な記述です。
D 適切な記述です。
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02
A × 不適切です。
記述はクーイングで生後1か月頃から始まります。
B × 不適切です。
語彙爆発の記述です。語彙爆発は発声が明瞭になっていくことから扱える語彙が飛躍的に増えることをいいます。
C ○ 適切です。
一つの言葉ですが、身振りなどを用いて様々な意味を伝えます。
D 〇 適切です。
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03
B × 設問は語彙般化はなく語彙爆発の記述がされています。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
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