保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育の心理学 問95

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問95 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、保育におけるグループ編成についての記述である。( A )〜( D )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

・ 保育士は( A )に応じて、比較的少人数から大きい規模の編成まで、様々な大きさのグループを編成する。

・ 幼児の主体的な活動である遊びは、他児との関わりの中で深まり、豊かになる。そのため保育士には、( B )を生かしたグループを編成しながら、人と関わる力を育てていくようにすることが求められている。

・( C )に応じたグループ活動のように保育士の裁量によってグループを編成することもある。例えば、劇や表現遊びのような活動では、技能や力、パーソナリティなどを考慮して編成する。

・ 発達には個人差があるので、グループ内で様々な圧力や緊張が生じ、時には特定の子どもを排除しようとする動きが生ずることがある。こうした( D )を配慮したグループの編成を、保育士は求められることもある。
  • A:年齢・月齢       B:カリキュラム      C:グループダイナミクス   D:一人一人
  • A:グループダイナミクス  B:年齢・月齢       C:一人一人         D:カリキュラム
  • A:年齢・月齢       B:一人一人        C:カリキュラム       D:グループダイナミクス
  • A:カリキュラム      B:一人一人        C:グループダイナミクス   D:年齢・月齢
  • A:カリキュラム      B:グループダイナミクス  C:一人一人         D:年齢・月齢

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A:年齢・月齢

  保育現場において、子どもの年齢や月齢に応じて比較的少人数から大きい規模の編成まで、様々な大きさのグループを編成することが保育士には求められます。これは子どもの年齢や月齢によって能力や集団の中での他者との関わりなどが一人一人違うためです。

B:一人一人

  一人一人の特性を生かしたグループ編成は子どもの人との関わりを深めるために重要になってきます。

C:カリキュラム

  保育現場では劇や表現遊びなどグループ活動を必要とするカリキュラムが組まれます。その時に技能や力、パーソナリティなどを考慮してグループを編成する必要があります。

  

D:グループダイナミクス

 子どもは日々の生活の中で、「他の子と同じようにしたい」「あの子には負けたくない」「一番になりたい」「ルールを守らなきゃ」などと感じています。この意識は「グループダイナミクス」と言えます。幼児期にグループダイナミクスを正しく経験することが、小学校に繋げる為の重要な要素であると言えます。

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02

正解は3です。

・ 保育士は( A 年齢・月齢 )に応じて、比較的少人数から大きい規模の編成まで、様々な大きさのグループを編成する。

さまざまな規模の集団に属することにより、子どもはその集団に応じた他者との関わりを身につけていきます。

・ 幼児の主体的な活動である遊びは、他児との関わりの中で深まり、豊かになる。そのため保育士には、( B 一人一人 )を生かしたグループを編成しながら、人と関わる力を育てていくようにすることが求められている。

子どもは一人一人違い、その特性を生かしたグループ編成が大切です。

・ ( C カリキュラム )に応じたグループ活動のように保育士の裁量によってグループを編成することもある。例えば、劇や表現遊びのような活動では、技能や力、パーソナリティーなどを考慮して編成する。

子ども一人一人の育ちを考えながらカリキュラムに応じたグループ編成をします。

・ 発達には個人差があるので、グループ内で様々な圧力や緊張が生じ、時には特定の子どもを排除しようとする動きが生ずることがある。こうした( D グループダイナミクス )を配慮したグループの編成を、保育士は求められることもある。

グループダイナミクスとは集団において人の行動や思考は、集団から影響を受け、また、 集団に対しても影響を与えるというような集団特性のことです。
集団の中でも子ども一人一人に目を向ける必要があります。

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03

・ 保育士は(A 年齢・月齢 )に応じて、比較的少人数から大きい規模の編成まで、様々な大きさのグループを編成する。

・ 幼児の主体的な活動である遊びは、他児との関わりの中で深まり、豊かになる。そのため保育士には、(B 一人一人 )を生かしたグループを編成しながら、人と関わる力を育てていくようにすることが求められている。

・(C カリキュラム )に応じたグループ活動のように保育士の裁量によってグループを編成することもある。例えば、劇や表現遊びのような活動では、技能や力、パーソナリティなどを考慮して編成する。

・ 発達には個人差があるので、グループ内で様々な圧力や緊張が生じ、時には特定の子どもを排除しようとする動きが生ずることがある。こうした(D グループダイナミクス )を配慮したグループの編成を、保育士は求められることもある。

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