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保育士の過去問 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問96

問題

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次の2歳児の【事例】を読んで、以下の【設問】に答えなさい。

【事例】
Gちゃん(男児)の「ダメだよー!」の声が響き、保育士が行ってみると「Hちゃん(男児)が取っちゃったよー」と保育士に訴える。ブロックの中でも縦に長い形のものが人気で、よく取り合いになっている「せんせい、Hちゃんは貸してっていわなかったよ!」とGちゃんは言う。Hちゃんはまずいなーという困った表情でいる。保育士が「Gちゃん、Hちゃんはね、これがとっても欲しかったけれど、貸してって言えなかったみたいなの。ごめんね。でも、これ、違う色ならもう一つあるから、Hちゃんに貸してくれる?」と聞くと、「いいよー!」とGちゃんは快く承諾した。そしてHちゃんはニコニコ顔になった。「Gちゃんが貸してくれるって。優しいね。こういうときHちゃんは何て言うのかなあ?」と聞くと、Hちゃんは「ありがとう!」と元気な声で叫んだ。

【設問】
次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  相手が自分と同じように「思いをもつ」存在であることに気づくように援助する。
B  2歳児なりに相手に歩みよることも必要であることを経験する。
C  子ども同士のトラブルは仲間関係の形成に望ましくないため、避ける配慮が必要である。
D  2歳児の表現を、保育士は補い代弁し、「仲立ち」する必要がある。
E  2歳児なりに自分の欲求をあくまで自分で解決しなくてはいけないことを経験する。
   1 .
○  ○  ○  ○  ○
   2 .
○  ○  ×  ○  ×
   3 .
○  ×  ×  ○  ×
   4 .
×  ○  ×  ×  ○
   5 .
×  ×  ○  ×  ○
( 保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育の心理学 問96 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解は2です。

A 適切な記述です。保育者が相手の気持ちを代弁することにより相手も自分と同じ「思い」を持つ存在であることに気づくことができます。

B 適切な記述です。まだ自己中心な部分が多い2歳児ですがおもちゃの取り合いなどを経験することにより相手に歩みよる大切さを学びます。

C おもちゃの取り合いなどのトラブルも人間関係の形成には必要です。怪我や事故は避けた方が良いですがけんか等を避ける必要はないでしょう。

D 適切な記述です。2歳児はまだ言葉などが未熟な部分があるため自分の思いを上手く表現することが難しいところがあります。そのため保育者が子どもの思いを汲み取り代弁することが必要になります。

E 2歳児ではまだ自分の欲求を自分で解決することは難しいです。保育者の仲立ちが必要になりますのでこの文章は不適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は 2 です。

A 〇 適切です。

B 〇 適切です。

C × 子ども同士のトラブルは仲間関係の形成に大切な経験の一つです。

D 〇 適切です。

E × 2歳児では自分の欲求を自分で解決することは難しいため、保育者が仲立ちしてあげましょう。

1
正解は2です。

A ○ 適切です。
保育者がHちゃんの気持ちを代弁することにより、Gちゃんも他者の気持ちに気づくことが出来ます。

B ○ 適切です。
おもちゃの取り合いを経験することにより、お互いに歩み寄り、譲り合うことの大切さを身につけていきます。

C × 不適切です。
子ども同士のトラブルも子どもにとっては大切な経験で、避けるべきものとはいえません。

D ○ 適切です。
2歳児はまだ言葉による表現が未熟なところがあり、時には保育者が代弁することも必要です。

E × 不適切です。
2歳児は、自分だけで解決することはまだ難しく、保育者が仲介役として関わることが必要です。

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