保育士の過去問
平成30年(2018年)後期
保育実習理論 問143

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育実習理論 問143 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  リトミックは、アメリカの作曲家ジャック=ダルクローズが考案した音楽教育法である。
B  マリンバは、木琴の仲間で音板の下に共鳴管がついている。
C  三味線には細棹、中棹、太棹のものがある。
D  変ホ長調の階名「ソ」は、音名「変イ」である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3番です。

A 不適切です。
ジャック=ダルクローズはアメリカではなくスイスの作曲家です。

B 適切です。
日本で「木琴」と呼ばれている楽器には大きく分けて2種類、 「シロフォン」と「マリンバ」です。
マリンバは柔らかい音、シロフォンは硬い音といううことが特徴です。

C 適切です。
「細棹」、長唄等、三味線入門用楽器として多く使用されています。
「中棹」は、民謡の伴奏(民謡三味線)、琴との合奏用(地唄三味線)用です。
「太棹」は、民謡の伴奏・津軽三味線・浪曲用です。

D 不適切です。
変ホ長調の階名「ソ」は、音名「変ロ」です。
音階と移調の理解が必要な問題です。

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02

正解は3です。

A × 不適切です。
リトミックはジャック=ダルクローズ創案の音楽教育方法です。
リズム運動として保育では行われています。
しかしジャック=ダルクローズはアメリカではなくスイスの作曲家です。

B 〇 適切です。
マリンバは木琴の一種です。
マリンバの音板をたたく、ばちを「マレット」といいます。

C 〇 適切です。
三味線の種類は、「太棹三味線」「中棹三味線」「細棹三味線」に大別することができます。
さらに種目や流派などによって使用する撥の大きさや重さ、材質、音階、音質などが異なります。

D × 不適切です。
変ホ長調の音名は、変ホ ヘ ト 変イ 変ロ ハ ニになります。
よって変ホ長調の階名ソにあたるのは、変ロです。

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03

Aの記述は×です。
リトミックはエミール・ジャック・ダルローズが開発した音楽教育の手法ですが、アメリカではなくスイスの音楽教育家・作曲家です。

Bの記述は○です。
マリンバは木琴の一種で、鍵盤が厚く広く作られており、鍵盤の下部に各音階によって長さを変えた共鳴管が設けられています。深みのある豊かな音色を奏でます。

Cの記述は○です。
三味線には細棹、中棹、太棹の3種類があり、それぞれ棹の太さや銅の大きさが違います。

Dの記述は×です。
変ホ長調を並べると、変ホ ヘ ト 変イ 変ロ ハ ニ となります。
よって変ホ長調の階名ソにあたるのは、変ロとなります。


よって正解の組み合わせは3となります。

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